QRコード
QRCODE

店長情報 トップページ
店長情報

アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 3人
プロフィール
府中店長
府中店長
オーナーへメッセージ

2008年01月19日

陸上自衛隊久留米駐屯地

 一昨日は荷物をまとめてチェックアウトを急ぎ、昨日は出張中に溜まった仕事に追われブログの更新が出来ませんでした。その上明日は父の一年の法要のため今晩帰省しますので、明日の更新も難しそうです。今週は皆さんのページを訪問する事も中々出来ず、申し訳ございません。

 さて大川出張の最終日、17日の3時過ぎにJR久留米駅に着きました。汽車の時間まで2時間ほどありましたので、父の入隊した久留米西部第四十九部隊の跡地はどうなっているのだろうと市役所に電話をしてみました。すると、それは自衛隊に聞いたほうがいいだろうと電話番号を教えてくれたのです。それを聞くまで、久留米に自衛隊があるとは知りませんでした。

 早速電話をして事情を話すと、広報資料館に廻すので聞いてくれとの事です。お話しをした方が「時間があればぜひお出で下さい」とおっしゃいましたので、出掛ける事にしました。

 おじゃますると、館長の栁瀬さん自らが資料館を案内して下さいました。伺うと当時日本陸軍の戦車部隊は久留米にしかなく、戦車部隊に入隊する人の殆どは久留米に集められ、三年間の教育を受けたそうです。ただ父の場合は昭和17年4月に久留米に入隊し、同じ年の12月には千葉陸軍戦車学校に移動しています。

 その資料館は、明治30年に建築された本部営舎がそのまま利用されていて、当時の連隊長室から入って一方通行で見れるようになっています。戦車部隊の資料を集めた部屋では、写真に父の姿が映っていないかと目を皿のようにして見ましたが叶いませんでした。

 見終わると栁瀬さんが「当時の兵舎が一棟だけ残っていますがご覧になりますか?」とおっしゃいましたので、是非にとお願いしました。「昭和17年の入隊なら、きっと父上もこの建物に入られた事でしょう」、そう栁瀬さんはおっしゃいます。

 隊内の敷地を車で移動し、その兵舎を見ました。中にも入れて頂きましたが、何か不思議な感動がありました。「そうかお父ちゃん、あんたはここで軍隊生活を始めたんだね。生きてるうちに一度連れて来てあげれば良かったねえ、ごめんよ」そう思いながら歩いていましたが、敷地内に桜の木が沢山あるのにも驚きました。栁瀬さんは、「辛い軍隊生活で故郷を偲ぶもの、それが桜だったんでしょうかねえ。父上もこの桜をご覧にって、島根を懐かしんだ事でしょう」

 約一時間、栁瀬さんのご好意で当時の様子を詳しく知る事が出来ました。明日、お墓に報告したいと思います。何時の日か、今度は千葉の陸軍戦車学校、そして終戦まで所属した戦車第二八連隊の跡地を訪ねてみたいと思っています。




『府中家具 IFurniture 楽天店』
『府中家具店長』が商品開発から手がけました!「完全受注生産・当店限定商品」が買えるお店!!

『府中家具IFurniture メールマガジン 府中からの手紙』
 府中家具一筋30年!!『府中家具店長』がお送りする、府中家具の良いハナシ。購読受付中!!


同じカテゴリー(父親探しの旅)の記事画像
昭和17年4月9日
東京~鹿児島 32時間
時刻表
靖国に思う
恵比寿 防衛研究所
歌に涙す
同じカテゴリー(父親探しの旅)の記事
 東京~鹿児島 32時間 (2020-08-02 08:52)
 時刻表 (2020-08-01 08:47)
 まとめ (2009-10-28 13:14)
 靖国に思う (2009-10-26 08:59)
 恵比寿 防衛研究所 (2009-10-22 08:36)
 一週間後、上京 (2009-10-14 11:25)

Posted by 府中店長 at 09:42│Comments(0)父親探しの旅
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。