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2017年12月31日

今年もこれ

 正に夢のような一年でございました。


 「死ぬまでにもう一度カープの優勝を観ることなど叶わぬであろう」と思っていたら昨年優勝、こうこれで思い残す事無しと迎えた今シーズンはまさかの二連覇、草葉の陰で父もさぞ喜んでいることでございましょう。

 本年も拙き本ブログにお付き合い頂き誠にありがとうございました。

 来る年が皆様にとり良き一年となります様祈念申し上げます。

 平成29年大晦
  


Posted by 府中店長 at 09:39Comments(0)広島東洋カープ

2017年12月30日

飢餓海峡

 昨夜は内田吐夢監督の『飢餓海峡』を観ました。以前、福本清三さん(日本一の斬られ役)が「宮本武蔵、一乗寺の決斗なんてそら凄いでっせ」と内田作品を絶賛していらっしゃったのを目にしていましたので、酔眼ながら期待を込めて見入りました。

 先ずは配役から、尚カッコ内は封切時(1965年)の推定年齢。

 樽見京一郎/犬飼多吉:三國連太郎(42)
 杉戸八重:左幸子(35)
 弓坂吉太郎刑事・元刑事:伴淳三郎(57)
 味村時雄刑事:高倉健(34)
 杉戸長左衛門:加藤嘉(52)
 荻村利吉東舞鶴警察署長:藤田進(53)
 和尚:山本麟一(38)

 他にも沢村貞子さん、関山耕司さん、八名信夫さんなど多士済々、しかし何と言っても三國連太郎さんの演技が群を抜いていると感じました。

 そして左幸子さん、貧しい中にも懸命に生きようとする娼妓役を見事に演じています。舞台は昭和22年の函館、青森県大湊、東京、更には昭和32年の舞鶴へと移りますが、戦後の混乱期に女性が已む無く春をひさぐ世相も垣間見えます。

 また40代50代の高倉さんなら味村刑事役をどう演じただろうか、観終った感想が実にこれでございました。まあ死んだ子の年を数えるとはこのこと、水上勉さんの原作を是非読んでみたいと感じた『飢餓海峡』でございました。

 今朝の島根松江は快晴、小鳥のさえずりも聞こえる穏やかな年の瀬となりました。

  


Posted by 府中店長 at 09:18Comments(0)店長日記

2017年12月29日

一日一緋牡丹

 昔、日本船舶振興会(現日本財団:競艇の胴元)のTVコマーシャルでこんなのがありました。

 山本直純さんが纏を振り、子供達と笹川良一氏が行列に続いてしんがりには大太鼓を叩く高見山関、「♪戸締り用心 火の用心♪」の歌が流れて締めは「一日一善!」。

 このCMには全然関係無いのですがここ3日ほど私は「一日一緋牡丹」、藤純子さんの緋牡丹博徒シリーズを見続けております。

♪娘盛りを 渡世にかけて
 張った体に 緋牡丹燃える
 女の 女の 女の意気地
 旅の夜空に 恋も 散る♪

 さすがに三連荘ともなると歌詞も覚えます。

 さてこうやって同じシリーズを見ておりますと或る事に気付きます。

 それは配役、片岡千恵蔵さんの多羅尾伴内ではないですがある時は良いモン、またある時は悪いモンと実に様々なんですなあ。

 例えば水島道太郎さん、善良な博徒の親分の時もあれば非道な敵役もこなす、まあ昔の俳優さんはどんな役でもピッタリと映る実力をお持ちだったのでしょうね。

水島道太郎さん

 さてその中でもうこれしか無いと悪役を続けたのがご存知天津敏さん、隠密剣士の風摩小太郎のあの天津さんです。

天津敏さん

 この方は出演された映画の中で殆どが敵役、その重厚な演技は緋牡丹のお竜役の藤純子さんと対峙するに相応しい見事なものでした。

 今年もあと三日、今夜も緋牡丹かな?
  


Posted by 府中店長 at 09:20Comments(0)店長日記

2017年12月28日

ライトル越え

『広島は27日、複数年契約を結ぶ外国人4選手と来季契約を更新したと発表した。2年契約の2年目となるブラッド・エルドレッド内野手(37)は年俸100万ドル(約1億1300万円)プラス出来高で合意。ジム・ライトル(1977~82年)を抜いて、外国人で球団最長となる7年目の在籍が決まった。今季はチーム最多の27本塁打を放ち、リーグ連覇に貢献。「カープの一員として、7度目のシーズンを迎えられることにとても誇りを感じています」とコメントした。』スポーツ報知 12/28 6:04配信

 おそらく球団史上最高の右翼手、ジム・ライトル選手のプレーを覚えているカープファンも多いことでしょう。私もその一人、強打も然ることながらその強肩は今でも目に残ります。

 彼の在籍中、旧広島市民球場へ行く機会があれば必ずライト側スタンドに陣取ったものでした。そこからならライトル選手の強肩ぶりを真後ろから観ることが出来るのですが、何度となく、それこそ糸を引くような返球を目の当たりにしたものでございます。

 ゴールデングラブ賞を何度も獲得し、三番ライトル・四番山本浩二・五番衣笠と黄金時代のクリーンナップを担ったライトル選手、その後南海ホークスへと移籍したのですが南海では1年プレーしたのみでアメリカへ帰りました。

 そうかぁ、エルドレッドがあのライトル越えねえ。

 ブラッド・エルドレッド選手、彼もまたカープファンの記憶に残る名助っ人になりましたね。嘗て一度だけマツダスタジアムで観たホームラン、ボールがまるでピンポン玉でしたわ。face_08
  


Posted by 府中店長 at 09:31Comments(0)広島東洋カープ

2017年12月26日

事業停止

 今朝の地元紙、島根県出雲市にある家具メーカーさんの事業停止を報じる記事に目を剥きました。

 今春松江市と出雲市にあった直営の家具小売店舗を県外の同業他社へ譲渡、創業時の製造業だけへと事業のスリム化を図られたのですが残念な結果となってしまいました。

 負債総額は11億5千万円とか、厳冬の家具業界、これを改めて痛感する今朝でございます。
  


Posted by 府中店長 at 08:42Comments(0)店長日記

2017年12月25日

部員5人

 47位、しかし価値ある47位、補欠選手の居ない中で平田高校の5人のランナーは良く頑張りタスキを繋ぎました。

 11月末に行われた中国高校駅伝大会は2人の一年生部員が故障のため已む無く棄権、あの時は「暮れの都大路は大丈夫か?」と思ったものでございました。

 一人でも欠けたら棄権と隣り合わせ、しかし母校の、そして県大会で覇を争った他校の選手達の思いを胸に走り通したのは誠に立派、胸張って島根に帰って来て下さいね。


 今朝の毎日新聞、平田高校の伝統である宿泊施設周辺のごみ拾いを紹介しています。


 うんうん、君達は最高だ。
  


Posted by 府中店長 at 08:40Comments(0)店長日記

2017年12月24日

ヤフオク

 いや~、ビックリしました。

 昨日、弁当を使いながら超久し振りにヤフオクを覗いてみたのですよ。当方は何の目的も無い時間潰し、一先ず『広島東洋カープ』と入力し検索、最初は「へ~こんな物が」なんて気軽に眺めておりました。

 で、その後『価格の高い順』を選択したのですが上から3番目にこんなのが出品されていたのですよ。

 広島東洋カープ4 正田耕三 1989 セントラルリーグ 二塁手 三井ゴールデングラブ 本人受賞品(確認書付き)



 はぁ~、ゴールデングラブの受賞品?

 確認書付き?

 商品説明は以下。

 「1989 三井ゴールデングラブ賞 セントラルリーグ 二塁手で表彰された広島東洋カープの正田耕三選手の授賞品です。本人のグラブを金でコーティングされ顔写真入り。28年経った今でも輝いていますを某ミュージアムに寄贈展示されていました。某ミュージアムの確認書付きです。」(原文ママ)

 某ミュージアムってどこ?

 いやその前に、正田氏は何でそんな大切な物を手放したの?

 本物?

 価格は80万円。

 本物・・・、なんだろうなあ。
  


Posted by 府中店長 at 08:16Comments(0)広島東洋カープ

2017年12月23日

防衛

 昨日行われた第7期女流王座戦五番勝負の最終第5局は105手で加藤桃子女王が投了、里見香奈女流王座(25)=女流名人、女流王位、女流王将、倉敷藤花=が2連敗からの3連勝で逆転防衛を果たしました。


 昨夜棋譜を見ながら駒を並べてみましたが里見さん自身が優勢を意識したのは95手目の▲8一飛車打ち、確かにその時点で先手の玉は遠く、後手玉へはじわじわと攻め駒が迫って来る展開となっておりました。

 加藤さんにとって2連勝スタートが却ってあだになってしまったのか、誠に惜しいタイトル戦となってしまいました。それにしても2連敗後の3連勝ですか、『出雲のイナズマ』強しの感。

 さてこれで五冠を維持したまま来年一月から始まる第44期女流名人戦五番勝負に臨む里見さんですが、挑戦者はあの伊藤沙恵女流二段(24)です。

 伊藤さんは今期女流王位戦、女流王将戦、倉敷藤花戦で三度里見さんに挑みましたが何れもタイトル奪取には至っていません。

 歴代最多8連覇中の里見香奈女流名人 VS 女流名人リーグを9戦全勝で制した伊藤沙恵女流二段、里見さんの9連覇か伊藤さん悲願の初タイトル奪取か、1月14日の第1局を今からとても楽しみにしております。
  


Posted by 府中店長 at 08:24Comments(0)里見奨励会三段

2017年12月22日

大鵬さんの孫

 一昨日でしたか、昭和の大横綱大鵬さんのお孫さんが大嶽部屋へ入門との報道を目にしました。

 納谷幸之介君17歳、今秋の国体の少年で個人、団体の2冠に輝いた逸材とのこと。190センチ、160キロという恵まれた体格を生かした押し相撲が武器とか、四股名は『納谷』で来年の初場所が初土俵となる由。

 大鵬さんと言えば血液運搬車の『大鵬号』、生涯に日本赤十字社へ70台も寄贈され、またその他にも様々な福祉活動をされた方でした。

 その大鵬さんの孫、納谷幸之介君の入門は今の相撲界にとり一服の清涼剤となりそうです。私もその一人ですが、多くの相撲ファンは関取となった納谷君が『大鵬』の四股名を継ぐ日を心待ちにすることでしょう。

 何かと騒がしい大相撲界、納谷君の出世に期待。
  


Posted by 府中店長 at 09:27Comments(0)店長日記

2017年12月21日

最終局

 挑戦者加藤桃子女王の2連勝でスタートした第7期女流王座戦五番勝負は第3局、第4局と逆に里見香奈女流王座が連勝、対戦成績が2勝2敗のタイとなり、雌雄を決する第5局がいよいよ明日東京将棋会館で行われます。さすがにタイトル保持者同士、女流棋界最高峰の女流王座戦に相応しいタイトル戦となりました。

 加藤さん2連勝を受け、如何な里見さんでも挽回は叶わぬであろうと思いました。最後の1勝の難しさを改めて痛感させられる本タイトル戦となりましたが、実は里見さんは過去にも2連敗スタートのタイトル戦を経験しています。

 それは昨年の1月から2月にかけて行われた第43期女流名人戦五番勝負、挑戦者は上田初美女流三段でした。この時も上田さん2連勝から里見さんが巻き返して第5局へ進んだのですが、その最終局が素晴らしかった。

 何せ指し手が202手、午前10時に始まり終局が午後6時49分、両者がっぷり四つに組んでの熱戦は僅かに里見さんに軍配が上がり女流名人8連覇を達成したのです。

 あの時の様に2連敗後の3連勝で里見さんが防衛か、それとも加藤さんがタイトル奪取で悲願のクイーン王座獲得か、何れ好勝負必至の最終局、特設サイトは【こちら】です。 
  


Posted by 府中店長 at 08:14Comments(0)里見奨励会三段

2017年12月19日

大阪ぐらし

 今朝5時20分頃に目が覚めました。

 そしたら、ふとこの歌を口ずさんだのです。

 何の辻占か?

♪赤い夕映え 通天閣も
 ここが思案の 合縁奇縁
 娘なりゃこそ 願かけまする
 恋の思案の 法善寺♪

 今調べるとこれ、一番と二番の歌詞がごっちゃ混ぜですわ。それと曲名も『大阪ぐらし』だか『大阪ロマン』だかはっきりしませんでした、まあ随分と昔の歌ですからね。

 三番の出だしも良いですねえ。

『坂田三吉 端歩もついた
 銀が泣いてる 勝負師気質』

 お待たせしました『大阪ぐらし』、ついでに『大阪ロマン』もご紹介し、ご一緒にフランク永井さんを偲ぶことに致しましょう。

 それにしても、一体何の辻占だろ?
  


Posted by 府中店長 at 08:30Comments(0)店長日記

2017年12月18日

大山で遭難事故

 伯耆富士と呼ばれる鳥取県の霊峰大山(だいせん)、その山で昨日遭難死亡事故が発生しました。

 亡くなったのは20代から40代ぐらいの男性とか、レインウエアを着用も本格的な冬山装備ではなかったと地元紙は報じています。

 登山届けが出ていた人達とは全員連絡が取れたとのことですから、亡くなったこの男性は届け無しで冬の大山に登ったことになります。それも軽装、「何故?」の思いが強く致します。

 あれはもう3~4年前、確か岡山の登山クラブ3名の方々が亡くなる遭難事故があったと記憶しています。大山ではそ以来の惨事、登山の趣味など全く無い私にはよく分かりませんが、冬山への登山は何時でも死と隣り合わせなのだと改めて実感致しました。

 これからの年末年始、冬山登山を計画中の方も沢山いらっしゃることでしょう。素人ながら『引き返す勇気』、是非この言葉を順守する登山であって欲しい、そう願う今朝でございます。
  


Posted by 府中店長 at 09:20Comments(0)店長日記

2017年12月17日

17’ベストゲーム

 昨年今年とセ・リーグ連覇、長く続いた暗黒時代を知るカープファンの一人として夢のような二年間でございました。今年も残り僅か、そこで私がカープ二連覇を確信した試合を振り返ってみます。

 それはマツダスタジアムで行われた広島-巨人19回戦、広島・薮田、巨人・菅野両投手による息詰まるような投手戦が繰り広げられた8月12日の試合です。

 野球はこうでなくちゃいけません。乱打戦とか失策続出、また四死球連発の試合など観ている方は堪りません。久し振りに堪能した投手戦、しかも薮田君が菅野投手相手に1-0の完封勝利、私的にカープ今シーズンのベストゲームでございました。

 巨人 000 000 000|0
 広島 010 000 00X|1

 両チーム各4安打、その内の1安打が2回裏に飛び出したカープ西川選手のホームラン、その1点を守りきった薮田投手。若い二人の活躍でこの試合を取り、前述の通りカープ二連覇を確信した次第です。

 「もう充分、来年は最下位以外だったら御の字」、そんな心境の年の瀬でございます。
  


Posted by 府中店長 at 09:25Comments(0)広島東洋カープ

2017年12月16日

湖粋

 今夜はある工務店さんの忘年会があり、社長の代わりに私が出席します。会場は松江市東本町1-87-1の『湖粋(こいき)』さん、初めてお邪魔するお店です。

 松江市には国内7番目の面積を誇る宍道湖(しんじこ)がございますので、おそらく店名の湖粋はそこから思い付かれたのであろうと推測します。

 松江市内には宍道湖が連想される店名などが多いのですが、湖畔に建つ『ホテル宍道湖』、嘗ては皇太子殿下の宿泊場所にも使われた老舗のホテルでしたが耐震基準を満たしておらず今年3月に閉館となりました。

 閑話休題、昨夜妻との会話。

「どうやって行く?送ってあげようか」
「いや、5時半頃の電車で松江駅まで行ってそこからバス」
「バス?歩いたらね」
「歩いたら20分強、遠いがな」
「だって高校の頃、私は毎日松江駅から北高まで歩いとったわね」
「あんなあ、当時あんたは高校生、ワシは今61歳なんよ」
「羊ちゃん(義弟)なんて毎日それ位歩いとるよ」
「人は人、途中で行き倒れにでもなったらイケンけえな」

 しかし不思議ですなあ、飲むとそんな距離楽に歩きますもんねえ。やっぱ気が大きくなるのか、それとも無鉄砲?

 都会の人は電車や地下鉄の乗り換え、そして住居から駅までなんて歩くのは当たり前、何でも車に頼る田舎人の方が余程体を使いません。

 う~ん、じゃあ今日はちょっと歩いてみようかなと。
  


Posted by 府中店長 at 09:03Comments(0)店長日記

2017年12月15日

詐欺の手口

 受信日時は 2017/12/13 22:32、こんなメールが届きました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【重要】カスタマセンターからのご案内

『平素は、楽天カードをご愛顧賜り誠にありがとうございます。

当社からの重要なご案内をお送りいたしますので、下記内容をご確認いただきますよう、何卒お願い申し上げます。

ただいま、お客様からの変更処理に基づいて会員登録情報が変更されました。

万が一、本メールの内容に覚えがない場合には以下までお問い合わせください。

https://www.rakuten-card.・・・・・・

※このメールはお客様の会員登録の情報が変更されたことをお知らせする重要なご連絡です。

<お問い合わせ先>

楽天カード株式会社 カスタマセンター

電話番号:0570-072-853

(一部ご利用いただけない場合は092-306-5794をご利用ください。)

営業時間:8:15-20:40』

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 何せねえ、見掛けはこのメール、本物っぽいんですわ。

 件 名『カード利用のお知らせ』
 発信者『楽天カード株式会社』
 アドレス『support@mail.rakuten-card.co.jp』

 しかし会員登録情報を変更した覚えは無し、こりゃあ詐欺だなと直ぐに分かりました。おそらく本文に掲載されているURLをクリックするとウイルスに感染するのでしょう。

 だけどメールを見たのが朝で良かった、これが晩酌後の濁った頭だったらどうだったか?「これはおかしい」と気付けたかな?

 まあ皆さん、酔っていてもそうでなくても、文面に違和感を覚えたらURLをクリックするのは止めましょう。因みに、ちょっとでもおかしいと感じたら私はこうしています。

 文中の語句や電話番号をネットで検索、今回は【楽天カード株式会社 カスタマセンター】と【0570-072-853】を検索するもヒット無し、これで確信しました。

 『浜の真砂は尽きるとも世に盗人の種は尽きまじ』とはこの事か、彼奴等、碌な死に方はせんだろうなあ。
  


Posted by 府中店長 at 08:37Comments(0)店長日記

2017年12月14日

脳梗塞

 今確認するとそれは11月10日、高校時代の友人Eからショートメールが届き「12月23日に同窓会をやるので出席せよ」との内容でございました。

 参加メンバーの中に懐かしい名前、高校卒業以来一度も会っていないNが出席とのこと、これには大いに心を動かされました。

 Nは島根県の旧飯石郡三刀屋町出身、同じ飯石郡内出身者同士ということもあり彼とは親しく付き合っておりました。しかし卒業後は音信不通、たまに「あいつ、どうしていることやら?」と思い思いしておりました。

 すると数年前、松江市内で生花店を営むHからの電話でNの近況を知ることが出来ました。

「おおワシだ、Nの居所が分かったで」
「あいつ生きとるんかいな?」
「ああ生きとる。京都でなあ、塾の講師をしとるげなわ」
「京都?塾の講師?」

 聞くとHの店に来た自動車ディーラーの営業マン氏がたまたまNの甥御さんで、その人からNの近況が知れたとのことでございました。「そうかちゃんと生きていたか、お互い生きとったら何れ会うことも出来るだろう」と安心したことを思い出します。

 そのNが出席する同窓会、しかし23日は『朝から麻雀をして夕方から飲み会』とのこと、昨日Eに電話をして欠席の旨を伝えました。

「済まんけどのぉ、やっぱ年末の祝日に休むことは出来んわ。Nには会いたかったけど、まあ宜しく言ってくれや」
「そのNだけどなあ・・・」
「ん?」
「脳梗塞で倒れて入院したそうなで」
「倒れて入院?それで、命は大丈夫なんか?」
「それが良う分からんのよ。何か分かったら連絡するわ」
「うん頼む、待っとるわ」

 軽い脳梗塞であることを祈るのみ、Nの無邪気な笑い顔が目に浮かぶ昨日でございました。

 近くなら見舞いに行ってやりたいけど、悲しいかな京都はちょっと遠いのです。
  


Posted by 府中店長 at 08:22Comments(0)店長日記

2017年12月11日

26歳の壁

 奨励会に年齢制限有り、このことは本ブログで何度か申し上げて参りました。

【満21歳の誕生日までに初段、満26歳の誕生日を迎える三段リーグ終了までに四段に昇段できなかった者は退会となる。ただし三段リーグで勝ち越し(10勝8敗以上)を続ければ満29歳を迎えるリーグ終了まで延長して在籍できる。】

 私は今まで来年3月に26歳となる里見香奈三段のことばかり心配して来ましたが、ふと、進行中の第62回奨励会三段リーグ戦に参戦中で現在25歳の方は何人居るのだろうと思い調べてみました。

 甲斐日向:5勝3敗
 藤田彰一:3勝5敗
 坂井信哉:4勝4敗
 慶田義法:5勝3敗
 黒川智記:2勝6敗
 里見香奈:4勝4敗
 
 今25歳なら当たり前ですが来年の今頃は26歳。

 誕生月で明暗が分かれますが早い人は里見さん同様今回のリーグ戦まで、9月生まれ迄の人は次回リーグ戦、そしてそれ以降に誕生日を迎える方でも第64回リーグ戦までに昇段出来ないと退会となってしまいます。

 1期に二人しか昇段出来ない三段リーグ戦、甲斐三段以下6名の方々の内一体何人が栄冠を手にするのか。

 全く存じ上げない方ですが黒川智記三段の2勝6敗、この数字が目を射る今朝でございます。
  


Posted by 府中店長 at 09:26Comments(0)里見奨励会三段

2017年12月10日

鬼門解決法

 毎月10日に頼母子講を行っておりますが当日が日曜日の場合はその前日、土曜日に開催するのを慣例にしておりますので昨夜は冷たい風が吹く中を出掛けました。

 用意されていたカニ鍋を楽しみながら会話の進む内、何故だか分りませんがしめ縄の話になりました。要約すれば「出雲大社さんのしめ縄は左から右へと縒ってある、一般的には右から左、何故だろう?」というものでございましたが結論が出るはずも無く、続いて『大社屋敷』の話になりました。


 『大社屋敷』、今朝調べると正式には『出雲屋敷』と言うそうです。

 これはですねえ、大社さんに年貢(御供料またはお米)を納めて神札を頂いたら家の鬼門が無くなるという実に有難い手法なのですよ。。

 建売住宅やマンションにお住まいの方もこれでOK、詳しくはこちらをご覧下さい。
  


Posted by 府中店長 at 09:12Comments(0)店長日記

2017年12月09日

逆王手

 昨日の第7期女流王座戦五番勝負第4局は里見王座が巻き返しに成功、2連敗からの2連勝で対戦成績を五分に戻し、決着は12月22日に行われる最終局へともつれ込みました。

 昨夜は島根県唯一の硬式野球クラブ『MJG島根』の納会が地元の和食の店『京らぎ』さんで開催され、私もファンクラブの一員として出席しました。従って昨夜中に駒を並べてみることは叶わず、今朝方出社してじっくり特設サイトに見入った次第です。

 何時ものことですが解説を読んでもサッパリ分りません、76手目の△3七馬の手に「後手(里見さん)が優勢から勝勢という局面ですね」の解説にも「へ~これで勝勢?」ってな按配です。

 僅かに84手目、里見さんの△8九桂成に加藤さんが同玉と応じ穴熊が崩れた場面で「後手良し」と感じました。穴熊は非常に固い守り方ですが一旦崩れると割と脆い、これはしばしば目にするところです。

 それから8手目、里見さんの△6七角で加藤さんが投了、終局は16時21分とのことでございました。

 勢いのまま里見さんの防衛か或いは加藤さんが復位を果し「クイーン王座」の称号を得るのか、何れ好勝負は必至、22日の対局を今から楽しみにしております。
  


Posted by 府中店長 at 08:12Comments(0)里見奨励会三段

2017年12月08日

第7期女流王座戦

 里見王座の1勝2敗で迎えた第7期女流王座戦は本日第4局、タイトル保持者同士の一戦は佳境に入って参りました。

 加藤桃子女王が勝って復位となれば王座位通算5期となり「クイーン王座」の称号を獲得、そうはさせじと里見さんが踏みとどまって第5局に持ち込むのか、何れ見応えのある対局となりそうです。

 さて先日羽生善治棋聖が竜王位を奪取、これで前人未到の永世七冠を達成されました。一部報道で「国民栄誉賞もの」と言われていますが宜なるかなの感、王さんのホームラン数に匹敵する、いやそれ以上の偉業と申せましょう。

 私、ちょっと興味がありましたので永世称号をお持ちの棋士を調べてみました。

永世竜王:渡辺明・羽生善治
(連続5期または通算7期)

永世名人:大山康晴・中原誠・木村義雄・谷川浩二・羽生善治・森内俊之
(通算5期)

永世王位:大山康晴・中原誠・羽生善治
(連続5期または通算10期)

名誉王座:中原誠・羽生善治
(連続5期または通算10期)

永世棋王:羽生善治
(連続5期)

永世王将:大山康晴・羽生善治
(通算10期)

永世棋聖:大山康晴・米長邦雄・中原誠・羽生善治・佐藤康光
(通算5期)

 改めて羽生さんの強さに敬服した次第、「凄い」の一言でございました。


【第7期女流王座戦五番勝負第4局の棋譜はこちら
  


Posted by 府中店長 at 09:01Comments(0)里見奨励会三段