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2009年10月26日

靖国に思う

 10月24日、同行のお二人と一緒に国分寺市にある出身大学を訪ねました。国分寺は坂の多い町、大学も高台にあり、キャンパスや大学周辺を歩き回って足がパンパンに。

 午後一時頃に国分寺駅前のお店で昼食、18時30分発の飛行機までどうしようかと相談し、私は念願の靖国神社参拝をまだ終えておりませんでしたので自分は靖国へと申しました。するとK先輩もY君も、それなら一緒に行こうと言ってくれましたので道案内を頼みました。

 国分寺から中央線で中野まで、中野から地下鉄東西線に乗り継いで九段下へ。地下鉄の駅を出て歩くと、直ぐ目の前に靖国神社がありました。

靖国に思う

 神妙に参拝した後、敷地内の遊就館と言う資料館に入ってみました。ここには先の大戦で亡くなった方々の遺品や遺書が数多く展示され、中でも最後の方には全国の遺族から託された遺影が部屋中に張り巡らされていました。その数に圧倒されつつ名簿を見ましたが残念ながら伯父の名は無く、深く一礼をしてその部屋を出ました。

 そして最後の展示室に入った時、私の目に飛び込んできたのが一台の戦車でした。「97式中戦車」、父が乗っていたかもしれないと先日の防衛研究所でその名を見つけた戦車が目の前にあるのです。指揮者一名砲手二名、運転手一名の計4人が乗り込んでいる解説図に見入りました。

 そして不覚な事に、「お父ちゃん、あんたひょっとしてこの戦車に乗っとったんね?」と心の中で父に問い掛けた途端、涙が溢れました。今回の上京の最後の最後にこの戦車の姿を見ることが出来、父親探しの旅の終わりに最高の贈り物を頂いたと感謝致しました。残念ながら撮影禁止でしたので、私はその姿を目に焼き付けようと暫くその戦車の前から離れる事をしませんでした。

 青年は父母や兄弟姉妹を、若き父は妻や子供達を、そして日本の国を守ろうとして散った数多くの英霊を祀る靖国神社。この地に立ち、A級戦犯がどうだとか軍国主義がどうだとか言う前に、自分の国のために亡くなった方達の霊前に頭を垂れることは日本人として至極当たり前の事だと思いを新たにしました。

 当然の様な顔をして「参拝せず」と言い放つ政治家、そしてその態度を肯定するマスコミの皆さん、どうか貴方達もその遺書や遺品を目にして下さい。今の私達があるのは、全くこの人達のお陰なのですから。




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Posted by 府中店長 at 08:59│Comments(0)父親探しの旅
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