2017年12月23日
防衛
昨日行われた第7期女流王座戦五番勝負の最終第5局は105手で加藤桃子女王が投了、里見香奈女流王座(25)=女流名人、女流王位、女流王将、倉敷藤花=が2連敗からの3連勝で逆転防衛を果たしました。
昨夜棋譜を見ながら駒を並べてみましたが里見さん自身が優勢を意識したのは95手目の▲8一飛車打ち、確かにその時点で先手の玉は遠く、後手玉へはじわじわと攻め駒が迫って来る展開となっておりました。
加藤さんにとって2連勝スタートが却ってあだになってしまったのか、誠に惜しいタイトル戦となってしまいました。それにしても2連敗後の3連勝ですか、『出雲のイナズマ』強しの感。
さてこれで五冠を維持したまま来年一月から始まる第44期女流名人戦五番勝負に臨む里見さんですが、挑戦者はあの伊藤沙恵女流二段(24)です。
伊藤さんは今期女流王位戦、女流王将戦、倉敷藤花戦で三度里見さんに挑みましたが何れもタイトル奪取には至っていません。
歴代最多8連覇中の里見香奈女流名人 VS 女流名人リーグを9戦全勝で制した伊藤沙恵女流二段、里見さんの9連覇か伊藤さん悲願の初タイトル奪取か、1月14日の第1局を今からとても楽しみにしております。
昨夜棋譜を見ながら駒を並べてみましたが里見さん自身が優勢を意識したのは95手目の▲8一飛車打ち、確かにその時点で先手の玉は遠く、後手玉へはじわじわと攻め駒が迫って来る展開となっておりました。
加藤さんにとって2連勝スタートが却ってあだになってしまったのか、誠に惜しいタイトル戦となってしまいました。それにしても2連敗後の3連勝ですか、『出雲のイナズマ』強しの感。
さてこれで五冠を維持したまま来年一月から始まる第44期女流名人戦五番勝負に臨む里見さんですが、挑戦者はあの伊藤沙恵女流二段(24)です。
伊藤さんは今期女流王位戦、女流王将戦、倉敷藤花戦で三度里見さんに挑みましたが何れもタイトル奪取には至っていません。
歴代最多8連覇中の里見香奈女流名人 VS 女流名人リーグを9戦全勝で制した伊藤沙恵女流二段、里見さんの9連覇か伊藤さん悲願の初タイトル奪取か、1月14日の第1局を今からとても楽しみにしております。