府中家具　バンザイ！

　昭和10年生まれの義母は今年の誕生日で78歳、その義母に島根県公安委員会から「運転免許に関するお知らせ」という封書が送られて来ました。それによりますと75歳以上のドライバーは「講習予備検査及び同検査結果に基づく高齢者講習」を受ける必要があり、これを受けなければ免許証の更新が出来ないとの内容です。



　確かに島根でも高齢者の方が加害者となる事故が増えて来ました。ですからこのような講習は必要なのだとは思いますが、それにしても手数料なるものが高額過ぎます。「講習予備検査手数料」が650円、「高齢者講習手数料」は何と5,350円、合わせて6,000円にもなりしかも何故その金額になるのかの明細は一切記載されていません。只「手数料」の一語、言葉は悪いですがこれではぼったくりと言われても仕方ないでしょう。また仮に説明を受けてそれが納得の行く金額であったとしても、義母のように家族で暮らしている者は未だしもお一人で年金暮らしをされている高齢者の方には痛すぎる出費となるのです。長年日本国のために働いて来られた高齢者の方に強制的に講習を義務付けるのであればその金額はせめて2,000円位まで、いや無料にするのが本当でしょう。

　私の出身大学のOB会では卒業後50年を経られた先輩方の年会費は定められた額の6掛けとなっておりますが、これはごく当たり前の発想です。一私学のOB会に出来て何故国に出来ぬ、その上送られて来た文章の文字の小ささときたらお話しになりません。こんな小さな文字が高齢者の方に読めるはずがないだろう、「お前らいい加減にせいよ」とこの文章を睨む今朝です。




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