QRコード
QRCODE

店長情報 トップページ
店長情報

アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 3人
プロフィール
府中店長
府中店長
オーナーへメッセージ

2006年12月28日

病院からの電話

 今携帯電話を見ると、それは11:22に着信になっています。その電話は父の入院する病院からで、担当医の先生からお話しがあるから兄弟二人で病院に来るようにとの、看護師さんからの電話でした。


 昨日は昼間私が、そして夕方には兄が仕事帰りに病院に寄っています。その時兄が先生とお話しさせて頂いていましたので、昨日の今日で一体何事だろうと思いましたが、義姉にも連絡して三人で出掛けました。


 先生のお話しの要点は、
①内臓などは86歳の年齢としては合格点である事
②しかし原因不明の高熱が続く事
③食欲が全くなく体力が落ち続けている事
④このままでは何時何があってもおかしくない状態である事、などを説明して頂きました。
そう言えば、昨日の昼食を私が食べさせようとしても父は殆んど食べなかった事を思い出し、自分の迂闊さに唖然とし自身に腹が立ちました。それにしても、実際にお医者さんの口から父の生命について伺うのは始めての経験でしたので、兄や私以上に義姉がショックを受けた様子でした。


 私達家族は認知症の治療とリハビリをして貰えればと思っていたのですが、父の身体は私達が思っていた以上に弱っていたようです。ひょっとしたら、家から病院へと環境が変わったことも原因の一つかもしれません。父に良かれと思ってした入院が、逆の目に出てしまったのかとも思い悩みました。


 「ともかく、お父さんに食べてもらわないとどうしようもありません。このままでは体力が落ちる一方です。ご家族の力で、何とかして頂けないでしょうか?」諭す様に話し掛けられる先生の真摯な態度に、私は医師の良心と誠意を感じ思わず頭を垂れていました。


 そして先生からは、病院食に拘ることなく、本人の好きな物を食べさせてかまわないからと許可を得ましたので、早速明日は母が「煮しめ」をつくることになりました。田舎料理ではありますが、この大根と焼き豆腐の「煮しめ」は父の大好物なのです。あとはシャーベット状にした果物・鉄火巻き・稲荷寿司・アイスクリームなどを用意し、これから私達家族と父の食欲との戦いが始まります。下の写真は昨日姪達が作ったクッキーですが、これも一緒に持って行こうと思っています。何となく手が出そうだと思うのですが。




『府中家具 IFurniture 楽天店』
『府中家具店長』が商品開発から手がけました!「完全受注生産・当店限定商品」が買えるお店!!

『府中家具IFurniture メールマガジン 府中からの手紙』
 府中家具一筋30年!!『府中家具店長』がお送りする、府中家具の良いハナシ。購読受付中!!
  


Posted by 府中店長 at 21:44Comments(0)店長日記