2013年11月07日
大盛況
昨日、以前から義妹に頼まれていたタンスの修理をするために出雲大社近くの婚家に伺いました。父上は既に亡くなり、母上もある老人施設に入所中ですので普段は無人となっている家ですが、義弟が長男であるため土日には家族の誰かが帰って家の掃除や畑の手入れなどをして維持しています。
さて定休日の朝一は歯医者さん。昨年暮れから春先に掛けて一度治療して貰いましたが、「歯は痛くなってから来てもダメ、普段からのケアが大事」と先生に言われておりましたので先週の水曜日から再び通うことになりました。朝9時から10時まで治療して頂き、医院を出て大社で待つ義妹に電話を入れてから出発しました。
着いたのが11時前、早速作業に取り掛かる私に「お昼はお蕎麦で良い?」と義妹が聞きますので「うん、隣で良いよ」答えました。と申しますのも婚家の2~3軒隣がお蕎麦屋さん、あれは3年程前でしたか、結婚する姪の荷物運びを手伝った時にここのお蕎麦を頂いたのですが誠に美味、あれ以来となりますので否応はございません。
しかし作業を始めて1時間ほど経った12時前、ちょっと一服と煙草を手に外に出ましたら30人ばかりの行列、「ん?」と思い先頭に目をやると件のお蕎麦屋さん。大社さんの参道から300メートル足らずとは言え本通りではないこんなところまで観光客が?と意外に思ったものでございました。まあお昼時だからなと合点しましたが、それが大きな間違いである事に気付くのにそれ程の時間は掛かりませんでした。
次の喫煙タイムが13時、作業終了のご褒美喫煙が14時過ぎ、何とですねえ、その度に見る行列の長さが全く変わっていないんですよ。義妹に「平日でこれかい?連休なんか凄かっただろう」と尋ねますと、70人から80人余りの人が行列し婚家を通り過ぎずっと続いていたそうでして、その行列は途絶えることが無かったと聞きました。
「ふ~ん、それで営業は何時までよ?」
「それはねえ、その日に打った蕎麦が無くなった時、無くなったら閉店なんよ」
「えっ、じゃあ行列しても食べられない人も居るってことか?」
「気の毒だけどそうなるよねえ」
いくら美味とは言え行列してまで食べ物屋さんに入るのは自らの哲学に反し、あまつさえもう直ぐ列の先頭だと思った途端に「本日終了」の札が掛かっては身も蓋も無し。而して蕎麦は諦め、作業終了と共に義妹の婚家をあとにし出雲市に住む兄の家へと向かった次第。しかし平成の大遷宮の威力たるや凄まじく、出雲大社近辺のお店は何屋さんだろうが大繁盛、「何と羨ましいことよ」と呟く昨日の零細家具屋でございました。
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次の喫煙タイムが13時、作業終了のご褒美喫煙が14時過ぎ、何とですねえ、その度に見る行列の長さが全く変わっていないんですよ。義妹に「平日でこれかい?連休なんか凄かっただろう」と尋ねますと、70人から80人余りの人が行列し婚家を通り過ぎずっと続いていたそうでして、その行列は途絶えることが無かったと聞きました。
「ふ~ん、それで営業は何時までよ?」
「それはねえ、その日に打った蕎麦が無くなった時、無くなったら閉店なんよ」
「えっ、じゃあ行列しても食べられない人も居るってことか?」
「気の毒だけどそうなるよねえ」
いくら美味とは言え行列してまで食べ物屋さんに入るのは自らの哲学に反し、あまつさえもう直ぐ列の先頭だと思った途端に「本日終了」の札が掛かっては身も蓋も無し。而して蕎麦は諦め、作業終了と共に義妹の婚家をあとにし出雲市に住む兄の家へと向かった次第。しかし平成の大遷宮の威力たるや凄まじく、出雲大社近辺のお店は何屋さんだろうが大繁盛、「何と羨ましいことよ」と呟く昨日の零細家具屋でございました。
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Posted by 府中店長 at 10:30│Comments(0)
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