府中家具　バンザイ！

　昨日は定休日、久し振りにＣＤを買いに行きました。買ったのは在庫一掃セールの『昭和の漫才』で、定価1,200円の商品が735円でした。



　横山エンタツ・花菱アチャコさんの早慶戦。獅子てんや・瀬戸わんや、内海桂子・好江、砂川捨丸・中村春代、松鶴家千代若・千代菊、そしてＷけんじの面々です。この内、残念ながらエンタツ・アチャコさんのコンビの漫才は見たことがありません。私が物心ついた時にはアチャコさんも相当の年齢だったのか、「花菱アチャコでございます」「無茶苦茶でございまするがな」などの名文句と、横山エンタツさんの息子の花紀京さんをＴＶの花月劇場で見たことを覚えています。


　桂子・好江さんは海外旅行のネタで1ドル365円時代の録音ですが、その録音時の3年前に海外旅行が自由化になったとの事。昭和何年だったのでしょう？


　千代若・千代菊さんお決まりの「早く帰ろうよ」に、つい爆笑。てんや・わんやさんは洋食の食べ方のネタで、彼女をじょのか、レストランのボーイをイボ君と言う逆さ言葉が観客に受けています。当時は新鮮なコントだったのでしょう。内容から、東京オリンピックの数年後の録音か？


　宮城けんじさんの突っ込みに東けんじさんのボケ、名文句「なっ、おー」「やんな！」。そして捨丸・春代さんの軽妙な即席問答と、今聞いてもとても面白く、大笑いをしました。やはりこの方達は芸がシッカリしているので、時代を経ても笑いの本質を的確に突いているのだと感じました。何の道でも、本物はやっぱり凄いですね。



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