2010年09月13日
鳩山発言の付け
尖閣列島で中国漁船がわが国海上保安庁の巡視船に故意に衝突した事件で、中国政府が12日深夜に丹羽駐中国大使を呼び出して船員と漁船の送還を求めたとの報道に、何という驕りなのか、無礼にも程があると日本国民の一人として怒りさえ覚えました。
孔子や孟子を極悪人と称して宗教も徹底的に弾圧し、数百万人とも一千万人以上とも言われる同国人を粛清した文化大革命。今尚実質的に言論統制下にある中国のこと故一体どれほどの人達が粛清され、又どれだけ多くの文化遺産や伝統工芸が打ち壊されたのか知る術もないのですが、儒教を否定し多数の同胞を殺戮したあの時から中国には「礼節」とか「信義」の文字が絶えてしまったのでしょうか。一国の大使を常識外れの時間に呼び出すなどは非礼の最たるもの、国家としての品格を疑われても仕方ありません。
余談ですが、仙谷官房長官は政権交代後の事業仕分けや官僚の更迭について、「政治の文化大革命が始まった」とこの非道とも言える文化大革命を肯定するかの如き発言をしています。同胞を殺戮し伝統あるものを悉く破壊し尽した文革、そのどこに同調出来ると言うのでしょう?私には理解出来ませんし、仙谷氏の言葉は不気味でしかありません。
閑話休題、しかし一方我が国にも重大な過失がありました。今年5月、沖縄普天間問題の打開策を探ろうと首相が召集した全国知事会の席上、石原東京都知事が尖閣列島の防衛問題を問い質したのに対し、時の鳩山首相が信じられない暴言を吐いたのを覚えておいでの方も多い事でしょう。
「日中の間で衝突があったとき、アメリカは安保条約の立場で行動する。しかし尖閣列島の帰属問題は日中当事者同士で議論して結論を出す、と私は理解をしている」
鳩山さんの支持者の方や親族の方には誠に申し訳ない言い方ではありますが、この発言を聞いた時「何と言う男だ、これが日本国の首相か?首相である前に、政治家として失格ではないか」と唖然とした事を覚えています。政治家が領土を守ることは最低限の任務、それがこともあろうに首相が領土問題を正確に理解していないなどとは国の恥とも言えましょう。
尖閣列島は石原知事も指摘された通り第二次世界大戦後に一時米国の管理下となりましたが、1972年に沖縄県の一部として日本に返還されています。何故日本に返還されたのか、それは当たり前の事ですが尖閣列島が日本の領土だからです。その日本の領土について中国などと何を「議論」し、どう「結論」を出す必要があると言うのでしょう。言うもおろか、全く馬鹿げた発言です。
あの発言を聞き、「防衛問題の絡む尖閣列島ですらこの程度か?これでは竹島問題など、首相の頭の中には全く無いのではないか」と暗澹とした気持ちになったものでした。ですから先の衆議院予算委員会の代表質問で自民党の石破政調会長が菅首相に竹島問題について質し、首相から「竹島は日本の領土」と明確な答弁を引き出した時にはとても安堵致しました。
しかしあの時、首相がこんな発言をすれば中国がそれに付け入り、どんな理不尽な言い掛かりをつけて来る事かと懸念しておりましたが、その恐れが現実となりそうな雲行きです。逃げ回った後に故意に衝突させるなどとは、今この時期を狙い、中国共産党が計算し尽して起こした挑発行為ではないかとの疑いすら感じます。米国にしろ中国にしろ大国は何時でも自分勝手な理論、相手国には暴論とも思えるものを振りかざして高圧的に押さえつけようとしますし、こんな謀略活動などはお手の物でしょう。
それ故に鳩山前首相の取り返しのつかないこの発言、それは失言などと言う生易しいものではない愚行であり、敢えて言えば日本国民に対する大きな背任行為です。その結果として万一国益を損なう事にでもなったら、それこそその罪は万死に値すると言わざるを得ません。ご自身の言葉通り、鳩山さんは即刻政界を引退すべきです。
前述しましたが、中国は未だに言論統制下にある国です。「日本側が漁船に衝突させたのに、船長を違法に逮捕した」との事実を捻じ曲げた報道で国民感情を煽ることはいとも容易く、それが国民の反日感情を高めて我が国を領土問題に引きずり込もうとの目的を持っての行為だとすれば、それは何とも姑息で唾棄すべき蛮行です。中国共産党には、「恥」を知り「礼節」を弁えた人物は居ないのでしょうか?
明14日、事実上次の総理大臣が選出されます。どちらが選ばれようともこの中国の横暴に真正面から立ち向かい、日本国の領土をしっかりと守って頂きたいと思いますし、それが出来ないようであれば民主党は政権政党たる能力が無いことになり、国のためにも下野すべきと考えます。
読み返してみますと、今日は怒りに任せて随分と酷い書き方になった箇所もありました。それこそ中国共産党の思う壺、同じ土俵に上げさせる手だとは思うのですが、今の自分の気持ちそのままに表現出来たと考えますのでこのまま更新させて頂きます。せっかく涼風が立ち始めたというのに、今朝はちょっと興奮気味です。
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余談ですが、仙谷官房長官は政権交代後の事業仕分けや官僚の更迭について、「政治の文化大革命が始まった」とこの非道とも言える文化大革命を肯定するかの如き発言をしています。同胞を殺戮し伝統あるものを悉く破壊し尽した文革、そのどこに同調出来ると言うのでしょう?私には理解出来ませんし、仙谷氏の言葉は不気味でしかありません。
閑話休題、しかし一方我が国にも重大な過失がありました。今年5月、沖縄普天間問題の打開策を探ろうと首相が召集した全国知事会の席上、石原東京都知事が尖閣列島の防衛問題を問い質したのに対し、時の鳩山首相が信じられない暴言を吐いたのを覚えておいでの方も多い事でしょう。
「日中の間で衝突があったとき、アメリカは安保条約の立場で行動する。しかし尖閣列島の帰属問題は日中当事者同士で議論して結論を出す、と私は理解をしている」
鳩山さんの支持者の方や親族の方には誠に申し訳ない言い方ではありますが、この発言を聞いた時「何と言う男だ、これが日本国の首相か?首相である前に、政治家として失格ではないか」と唖然とした事を覚えています。政治家が領土を守ることは最低限の任務、それがこともあろうに首相が領土問題を正確に理解していないなどとは国の恥とも言えましょう。
尖閣列島は石原知事も指摘された通り第二次世界大戦後に一時米国の管理下となりましたが、1972年に沖縄県の一部として日本に返還されています。何故日本に返還されたのか、それは当たり前の事ですが尖閣列島が日本の領土だからです。その日本の領土について中国などと何を「議論」し、どう「結論」を出す必要があると言うのでしょう。言うもおろか、全く馬鹿げた発言です。
あの発言を聞き、「防衛問題の絡む尖閣列島ですらこの程度か?これでは竹島問題など、首相の頭の中には全く無いのではないか」と暗澹とした気持ちになったものでした。ですから先の衆議院予算委員会の代表質問で自民党の石破政調会長が菅首相に竹島問題について質し、首相から「竹島は日本の領土」と明確な答弁を引き出した時にはとても安堵致しました。
しかしあの時、首相がこんな発言をすれば中国がそれに付け入り、どんな理不尽な言い掛かりをつけて来る事かと懸念しておりましたが、その恐れが現実となりそうな雲行きです。逃げ回った後に故意に衝突させるなどとは、今この時期を狙い、中国共産党が計算し尽して起こした挑発行為ではないかとの疑いすら感じます。米国にしろ中国にしろ大国は何時でも自分勝手な理論、相手国には暴論とも思えるものを振りかざして高圧的に押さえつけようとしますし、こんな謀略活動などはお手の物でしょう。
それ故に鳩山前首相の取り返しのつかないこの発言、それは失言などと言う生易しいものではない愚行であり、敢えて言えば日本国民に対する大きな背任行為です。その結果として万一国益を損なう事にでもなったら、それこそその罪は万死に値すると言わざるを得ません。ご自身の言葉通り、鳩山さんは即刻政界を引退すべきです。
前述しましたが、中国は未だに言論統制下にある国です。「日本側が漁船に衝突させたのに、船長を違法に逮捕した」との事実を捻じ曲げた報道で国民感情を煽ることはいとも容易く、それが国民の反日感情を高めて我が国を領土問題に引きずり込もうとの目的を持っての行為だとすれば、それは何とも姑息で唾棄すべき蛮行です。中国共産党には、「恥」を知り「礼節」を弁えた人物は居ないのでしょうか?
明14日、事実上次の総理大臣が選出されます。どちらが選ばれようともこの中国の横暴に真正面から立ち向かい、日本国の領土をしっかりと守って頂きたいと思いますし、それが出来ないようであれば民主党は政権政党たる能力が無いことになり、国のためにも下野すべきと考えます。
読み返してみますと、今日は怒りに任せて随分と酷い書き方になった箇所もありました。それこそ中国共産党の思う壺、同じ土俵に上げさせる手だとは思うのですが、今の自分の気持ちそのままに表現出来たと考えますのでこのまま更新させて頂きます。せっかく涼風が立ち始めたというのに、今朝はちょっと興奮気味です。
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Posted by 府中店長 at 08:55│Comments(0)
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