府中家具　バンザイ！

　昨広島原爆の日、今年もNHKのテレビで平和式典を拝見しました。毎年この時期、私は広島と長崎に原子爆弾を落とした米国に怒りの感情を覚えます。非戦闘員である一般市民を殺戮し、今尚「戦争の早期終結のために原爆投下は必要であった」と公然と言い放つ国アメリカ。原爆投下は明らかな戦争犯罪のはずですが、被爆者の方達の心を踏み躙るこの様な言動は、愚かな蛮行としか映りません。

　また麻生首相は、昨日、原爆症の集団訴訟に対し「全員救済」を約束する文章に署名してこの問題は大きく一歩を踏み出しました。ニュースでこの事を知った私は心から「よかったなあ」と思いましたが、感想を述べる野党の皆さんの言葉には「これが政治家か？」と誠に残念に思いました。「遅過ぎる」「総選挙前のパフォーマンス」等々、誰一人「首相は良い事をされた」とおっしゃる方はいらっしゃいません。確かに遅かったかもしれませんが、高齢となられた被爆者の方々にはとてもありがたい決断であったことは事実です。良い事は良いと素直に評価するのが政治家でしょうし、何でもかんでも与党のする事に反対したり非難をするばかりでは、人心は政治から離れる一方ではないでしょうか。被爆者の代表の方の心からの笑顔を拝見し、つくづくそう感じたものでした。




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