2024年12月22日
郷(ごう)へ出る
父の実家は旧飯石郡志々村の才谷、頓原でも一番奥に位置し今は従兄夫婦が家を守っています。
子供の頃ですから60年くらい前、その頃は未だ珍しかったオートバイに跨がり、伯父が二~三日に一度くらいの頻度で里のハ神へ出掛けていました。
山奥故に配達してくれぬ郵便物や新聞を受け取りに、また時には日用品も入手するための里行きだったのでしょうが、伯父はこの行動を『郷(ごう)へ出る』と言っていました。
山奥から里へ行くことを『郷へ出る』、『出る』ってのには何かしら覚悟を持った行いを感じ、徒歩しか交通手段の無かった時代には正にピッタリの言葉だったことでしょう。
閑話休題、昨日雪害が心配で故郷のチーちゃんに電話してみましたら「うちらには20cmも有ろうかねえ、でも町にはいっそ(全然)無いことよね」とのこと。
そうか、小才田からは頓原って町なんだ。
そりゃそうだ、郷って程じゃないよなあ。
子供の頃ですから60年くらい前、その頃は未だ珍しかったオートバイに跨がり、伯父が二~三日に一度くらいの頻度で里のハ神へ出掛けていました。
山奥故に配達してくれぬ郵便物や新聞を受け取りに、また時には日用品も入手するための里行きだったのでしょうが、伯父はこの行動を『郷(ごう)へ出る』と言っていました。
山奥から里へ行くことを『郷へ出る』、『出る』ってのには何かしら覚悟を持った行いを感じ、徒歩しか交通手段の無かった時代には正にピッタリの言葉だったことでしょう。
閑話休題、昨日雪害が心配で故郷のチーちゃんに電話してみましたら「うちらには20cmも有ろうかねえ、でも町にはいっそ(全然)無いことよね」とのこと。
そうか、小才田からは頓原って町なんだ。
そりゃそうだ、郷って程じゃないよなあ。

Posted by 府中店長 at 09:51│Comments(0)
│店長日記