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2020年12月18日

蝕む

『島根県警出雲署は 17 日、入院先の出雲市内の病院で女性看護師にけがをさせたとして傷害容疑で 16 日夜逮捕した雲南市の原仁史市長(65)=雲南市大東町飯田=を釈放した。治療継続の必要があり、逃亡の恐れがないため。同署は回復を待ち、任意で捜査を続ける。原市長は 17 日、再び出雲市内の病院に入院した。』山陰中央新報 12/17 22:06 配信

 この看護師さんは、原市長が精神的に不安定になり、取り乱したところを制止しようとして被害に遭ったと記事は続けています。県の部長職を歴任、退職後に島根定住財団の理事長を務め、11 月 8 日告示の雲南市長選に立候補し無投票当選したばかりでした。

 市長は 12 月定例市議会初日の 9 日、本会議終了後に市長室で執務中に頭痛や吐き気などを訴えて雲南市立病院を受診、高血圧緊急症と診断され出雲市内の病院に移って入院していたそうです。人伝に聞くと性格の明るいスポーツマンとか、短期間に、一体何が彼の精神を蝕んだのかと空恐ろしささえ感じます。

 このニュースに触れ、県西部の浜田市で地域医療に携わる高校同期の A を思い浮かべておりました。彼が理事長・院長を務める病院は、地方には珍しい精神医療専門の社会医療法人です。

「ストレスに起因する精神疾患は、今や誰でも罹り得る現代病だからね」、もう 7 ~ 8 年前になるでしょうか、彼の理事長就任を祝い一夜杯を酌み交わした時にそう言っていたのを思い出します。聞くとうつ病や認知症、そしてアルコール依存症の患者さんが引きも切らず、病室は常に満床状態とも申しておりました。

 京都大学から県庁へ、退職後に公益財団法人理事長を経て郷里の市長へと、正に順風満帆の人生を送って来た原市長。そんな彼の逮捕劇、心の病の恐ろしさを垣間見る思いが致します。


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Posted by 府中店長 at 08:28│Comments(0)店長日記
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