府中家具　バンザイ！

　先日、髪を切りに近所の床屋さんに行きました。真新しい店内に入ると、６０代後半と思われるスタッフばかり５名、内一人が女性でした。お客さんも年配者の方が三人。ここは中高年者のサロンか？

　「どうします？」との声に、「まあ適当に短くして下さい」と答えて椅子に腰掛けると、早速何やらバリカン状の機械で髪を刈り始めてくれました。「髭とシャンプーどうしましょう？」、暫くしてそう聞かれましたので、反射的に「ああ、それは結構です」と答えた私。今思っても、何で「結構です」なんて答えたのか訳が分かりません。「どうしましょう？」の問いかけに、条件反射の如く「結構です」と答える悲しい性。床屋で髭も剃らずシャンプーもしてもらわない事など、私には初めての経験です。きっと近頃はそういう人が増えたんだろうなあと変に感心しておりますと、２０分程で無事散髪が終了しました。

　財布を取り出しお金を払おうとしましたら、何と「ありがとうございました、1,680円です」とのお言葉。何、1,680円？いやー安い、こんな値段は初めてで、オヤジさん達で一杯なのも頷けます。格好なんてどうでもいい、要は髪を短くして貰うだけ。今更格好良くなんて望まない、それよりお金が大事。オヤジにはこれで、充分OK。




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