2016年06月03日
友の加護
6月1日、友人Kと亡き渋谷茂樹君のお墓参りに行きました。今年が十三回忌、ご両親に伺うとこの春お寺による合同法要が営まれたそうです。合同法要、余り耳にしないので更に伺うと渋谷君の実家のあるこの地区では七回忌までは各家庭で執り行い、十三回忌以降はお寺で合同法要をされるそうです。所変わればと申しましょうか、僧侶でもあるKの解説によりますと漁師町が続く島根半島のこの地区では多いやり方との事でございました。
さてご両親とも一年ぶりの再会を果たした帰路、Kがこう申します。
「これで何か良い事があるはずよ」
「へー、そんなもんかね」
「そりゃそうよ、渋だってワシ等が参ったのを喜んどる」
「うんうん」
「仏さんの彼としては『お前ら、良う参ってごいた。ワシから褒美を遣らんといけんの』、とまあこうなる訳よ」
「へー、そんなもんかね」
「そう、そんなもんよ」
半信半疑でございましたが何とKの予言が的中、昨日大ポカ寸前で危機を回避することが出来ました。
実は3月の終り頃から当社がある宿泊施設の改装工事を請け負っておりまして、一部屋ずつ畳の表替えやクロスの張替え、そして照明器具や家具の取り換えなどリニューアル工事を進めて来たのですがそれも残り3部屋となっています。
私の担当は椅子、ほら旅館なんかに泊まりますと部屋の続きに広縁のようなスペースがあって真ん中に小さいテーブルを挟み籐の椅子なんかが向かい合わせに並べてありますでしょ、あれですよあれ。
当たり前ですが着工前に機種を決定、少しは変化をという理由から奇数号室はブラン色の張地、そして偶数号室はエンジ色の張地と決めて工事を進めて参りました。つまりは椅子の色が部屋毎に交互に配置される、こんな設定になっているのです。
さて6月中に終了予定の現場ですから残り3部屋分6脚の椅子は入荷済み、その内昨日は奇数号室の番でしたのでブラウン色の張地の椅子2脚をトラックに積み込んだのですが残った2部屋分の椅子4脚が入った段ボール箱を見ると表示が何れも『エンジ色』、エンジ色?、それを目にし俄かに疑惑が頭をもたげたのでございます。
『おかしいがな。今日ブラウン色を納めて残り2部屋、それなのに何でエンジ色の椅子が4脚残っとるんね?残り2部屋ならブラウンとエンジが2脚ずつじゃろ!』
直ぐに現場を管理する職長に「非常に心配、至急の調査を乞う」と伝えましたら折り返し電話がございました。
「あのねえ、最初に『リニューアル後はこうなります』って一部屋モデルルームを作ったじゃない」
「うんうん」
「あれが奇数号室だったんよね」
「うんうん」
「それでねえ、あの部屋が勘定に入っとらんみたい」
「はっ?」
「つまりね、改装する部屋は12だけどモデルルームを入れると13部屋になるんよ」
「はっ?じゃあ残り2部屋じゃなくて・・・」
「そう、残り3部屋」
「次のブラウンは何時?」
「16日!」
「じゅう・・・ろくにち・・・」
「椅子、間に合うかねえ?」
「す、直ぐに手配します」
結果、メーカーの営業氏に無理を言って何とか16日の朝に入荷可との返答を頂きました。
渋、ありがとう。お前のお蔭だよ。
斯くの如く、友の加護に感謝の昨日でございました。
『府中家具 IFurniture 楽天店』
『府中家具店長』が商品開発から手がけました!「完全受注生産・当店限定商品」が買えるお店!!
『府中家具IFurniture メールマガジン 府中からの手紙』
府中家具一筋30年!!『府中家具店長』がお送りする、府中家具の良いハナシ。購読受付中!!
さてご両親とも一年ぶりの再会を果たした帰路、Kがこう申します。
「これで何か良い事があるはずよ」
「へー、そんなもんかね」
「そりゃそうよ、渋だってワシ等が参ったのを喜んどる」
「うんうん」
「仏さんの彼としては『お前ら、良う参ってごいた。ワシから褒美を遣らんといけんの』、とまあこうなる訳よ」
「へー、そんなもんかね」
「そう、そんなもんよ」
半信半疑でございましたが何とKの予言が的中、昨日大ポカ寸前で危機を回避することが出来ました。
実は3月の終り頃から当社がある宿泊施設の改装工事を請け負っておりまして、一部屋ずつ畳の表替えやクロスの張替え、そして照明器具や家具の取り換えなどリニューアル工事を進めて来たのですがそれも残り3部屋となっています。
私の担当は椅子、ほら旅館なんかに泊まりますと部屋の続きに広縁のようなスペースがあって真ん中に小さいテーブルを挟み籐の椅子なんかが向かい合わせに並べてありますでしょ、あれですよあれ。
当たり前ですが着工前に機種を決定、少しは変化をという理由から奇数号室はブラン色の張地、そして偶数号室はエンジ色の張地と決めて工事を進めて参りました。つまりは椅子の色が部屋毎に交互に配置される、こんな設定になっているのです。
さて6月中に終了予定の現場ですから残り3部屋分6脚の椅子は入荷済み、その内昨日は奇数号室の番でしたのでブラウン色の張地の椅子2脚をトラックに積み込んだのですが残った2部屋分の椅子4脚が入った段ボール箱を見ると表示が何れも『エンジ色』、エンジ色?、それを目にし俄かに疑惑が頭をもたげたのでございます。
『おかしいがな。今日ブラウン色を納めて残り2部屋、それなのに何でエンジ色の椅子が4脚残っとるんね?残り2部屋ならブラウンとエンジが2脚ずつじゃろ!』
直ぐに現場を管理する職長に「非常に心配、至急の調査を乞う」と伝えましたら折り返し電話がございました。
「あのねえ、最初に『リニューアル後はこうなります』って一部屋モデルルームを作ったじゃない」
「うんうん」
「あれが奇数号室だったんよね」
「うんうん」
「それでねえ、あの部屋が勘定に入っとらんみたい」
「はっ?」
「つまりね、改装する部屋は12だけどモデルルームを入れると13部屋になるんよ」
「はっ?じゃあ残り2部屋じゃなくて・・・」
「そう、残り3部屋」
「次のブラウンは何時?」
「16日!」
「じゅう・・・ろくにち・・・」
「椅子、間に合うかねえ?」
「す、直ぐに手配します」
結果、メーカーの営業氏に無理を言って何とか16日の朝に入荷可との返答を頂きました。
渋、ありがとう。お前のお蔭だよ。
斯くの如く、友の加護に感謝の昨日でございました。

『府中家具 IFurniture 楽天店』
『府中家具店長』が商品開発から手がけました!「完全受注生産・当店限定商品」が買えるお店!!
『府中家具IFurniture メールマガジン 府中からの手紙』
府中家具一筋30年!!『府中家具店長』がお送りする、府中家具の良いハナシ。購読受付中!!
Posted by 府中店長 at 09:11│Comments(0)
│店長日記