2016年01月26日
宜野湾市長選
注目された宜野湾市長選は24日に投開票され、現職で自民公明両党が推薦する佐喜真氏が再選を果たしました。
佐喜真 淳(無現)27,668
志村恵一郎(無新)21,811
当日有権者数7万2526人、投票率68.72%、有効票49,479票での5,857票差ですから大差での決着と申せましょう。しかし一方で、ある出口調査によりますと「辺野古移設に反対」との回答が56%にも達したとの報道もございました。
志村氏陣営の関係者は敗因をこう分析しています。
「宜野湾市民にとっては移籍先をどこにするかではなく、普天間をいち早く撤去して、今の暮らしをどうするかが一番の関心だった。『辺野古』を最大の争点にした戦略が間違っていたと言わざるを得ない。」
つまりここで『辺野古反対』の市長が誕生すれば普天間の問題が益々混迷し移設が宙に浮く、それでは困ると思われた市民の方が多かったという事なのでしょう。
宜野湾市民、そして沖縄県民の皆さんをここまで苦しめる元凶となったのは『最低でも県外』のマニフェストであったのは明白です。
数々の実現不可能なマニフェストを掲げて政権を奪取した民主党でしたが、その中でもこの『最低でも県外』は国と沖縄県の信頼を根底から覆す誠に無責任なものでした。
しかもその舌の根も乾かぬうちに時の鳩山首相は「トラスト・ミー Trust me」などと米国大統領に大見得を切り、その挙句に何の解決策も見出せないまま国・県間に修復不可能なほどの溝を作ってしまったのが民主党政権であったのは間違いのない事実です。
民主党支持者の皆様には誠に申し訳ない言い方ですが、この混迷の因を成した民主党が真っ先にこの問題を解決する努力をするのが公党としての責務であろうと感じます。これは今の野党第一党という立ち位置では無く、党として、そして何より当時の政権与党として辺野古移設に舵を切った責任からも避けては通れぬ問題なのです。
然るに民主党の枝野幹事長は志村氏への支援を表明、全く理解に苦しみます。自分達が沖縄に対し何をして来たのかを棚に上げ、今夏の参院選へ向けた野党連合の成否のみを論じるなど言語道断と申せましょう。
ともかく今からでも遅くない、民主党は与党と協力して一刻も早く普天間問題の決着を図るべき、それが宜野湾市民を始め沖縄県民の方々への責務だと思います。
さて寒気も峠を越したか、25日の朝には91cmの積雪だった故郷頓原も今朝は76cmにまで減りました。「寒いだろうなあ」と、一人暮らしの母に思いを寄せております。

9時20分、頓原の浄土寺付近。
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志村氏陣営の関係者は敗因をこう分析しています。
「宜野湾市民にとっては移籍先をどこにするかではなく、普天間をいち早く撤去して、今の暮らしをどうするかが一番の関心だった。『辺野古』を最大の争点にした戦略が間違っていたと言わざるを得ない。」
つまりここで『辺野古反対』の市長が誕生すれば普天間の問題が益々混迷し移設が宙に浮く、それでは困ると思われた市民の方が多かったという事なのでしょう。
宜野湾市民、そして沖縄県民の皆さんをここまで苦しめる元凶となったのは『最低でも県外』のマニフェストであったのは明白です。
数々の実現不可能なマニフェストを掲げて政権を奪取した民主党でしたが、その中でもこの『最低でも県外』は国と沖縄県の信頼を根底から覆す誠に無責任なものでした。
しかもその舌の根も乾かぬうちに時の鳩山首相は「トラスト・ミー Trust me」などと米国大統領に大見得を切り、その挙句に何の解決策も見出せないまま国・県間に修復不可能なほどの溝を作ってしまったのが民主党政権であったのは間違いのない事実です。
民主党支持者の皆様には誠に申し訳ない言い方ですが、この混迷の因を成した民主党が真っ先にこの問題を解決する努力をするのが公党としての責務であろうと感じます。これは今の野党第一党という立ち位置では無く、党として、そして何より当時の政権与党として辺野古移設に舵を切った責任からも避けては通れぬ問題なのです。
然るに民主党の枝野幹事長は志村氏への支援を表明、全く理解に苦しみます。自分達が沖縄に対し何をして来たのかを棚に上げ、今夏の参院選へ向けた野党連合の成否のみを論じるなど言語道断と申せましょう。
ともかく今からでも遅くない、民主党は与党と協力して一刻も早く普天間問題の決着を図るべき、それが宜野湾市民を始め沖縄県民の方々への責務だと思います。
さて寒気も峠を越したか、25日の朝には91cmの積雪だった故郷頓原も今朝は76cmにまで減りました。「寒いだろうなあ」と、一人暮らしの母に思いを寄せております。

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Posted by 府中店長 at 09:33│Comments(0)
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