QRコード
QRCODE

店長情報 トップページ
店長情報

アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 3人
プロフィール
府中店長
府中店長
オーナーへメッセージ

2017年03月20日

地下鉄サリン事件

 『1995年にオウム真理教が地下鉄の車内でサリンをまき、13人が死亡、6千人以上が負傷した「地下鉄サリン事件」から20日で22年になるのを前に、被害者や遺族らが19日、東京都内で集会を開いた。駅助役だった夫を亡くした高橋シズヱさん(70)が「近年、オウム真理教の後継団体に再び若者が入信している。若い世代にこそ事件を知ってもらいたい」と訴えた。』朝日新聞デジタル 3/20配信

 あれから22年も経ったのか、そう思いながら記事に見入りました。正に鬼畜の所業、亡くなった方は無論のこと、未だに後遺症に苦しむ多くの方々の無念を改めて感じた次第です。

 そして山梨県警に奉職する大学時代の友人K、彼の生々しい体験談を思い出しました。

 上九一色村のサティアン突入を命じられた部隊の一つはKが隊長を務めていました。オウムはどんな武器を持っているのか?、またサリンのような毒ガスの有無は?、そんな情報が全く無いまま突入の指示が出されたのです。

 その時の心情を彼はこう語りました。

 「突入前に部下を振り返ったらなあ、全員頼りきったような顔付きでじっと俺を見とるんだわ。その時自分はどうなってもいい、こいつらだけは死なせる訳にはいかない、そう思ったなあ。」

 また上九一色村ご出身の奥様はこう仰いました。

 「主人から、隊長は真っ先に突入しなければならないと聞かされていました。あの日は『何で故郷にあんな物が出来てしまったんだろう』と恨みながら、ともかく無事でと祈るばかりでした。」

 あれから22年、未だに死刑執行に至らない現状に強い憤りを感じる今朝でございます。
  


Posted by 府中店長 at 08:45Comments(0)店長日記