2022年01月23日
一触即発
昨日 高校同期の U が来店、久し振りにゆっくり話すことが出来ました。この三月で長年勤めた病院を退職するとの事ですが、現在自分が診ている患者さんのため、四月からも週二回は病院へ通い診察を続けるそうです。
「なるほど、そりゃあ患者さんも安心だな」
「うん、まあアルバイトの様なモンよ」
「で、他に仕事は?」
「ああ、お陰で再就職先は決まっとる」
聞くと病院や薬局などの医療機関から請求される診療報酬の正誤を審査する機関のようでして、「そこには医者の資格を持った者が居らんとイケンのよ」と申します。まあ、幼稚園や老人ホームに看護資格を持った方が必要なのと同じ理屈なのでしょうね。
さて U の専門は膠原病なのですが、時節柄どうしてもコロナの事へと話は進みます。
「お前は医者だけえ知っとろうがな・・・」
「何を?」
「飯南町はなあ、まだ一人も患者が出とらんのよ」
「えっ?そりゃ知らんかったわ」
「島根で残るは飯南町と知夫村だけよ」
「ふ~ん、そうなんだ」

そして「今一番の懸念はな」と前置きし、こんな話を聞かせてくれました。
島根は少子高齢化による過疎地、それは誰もが認めるところです。そして今、過疎地では買い物難民がどんどん増えています。それ故に軽トラによる移動スーパーが重要な役割を担い、お年寄りは定期的にやって来るこの移動スーパー無しでは生活が成り立たなくなっています。全国的に有名な とくし丸 さんなどがその典型と申せましょう。
「移動スーパーは絶対必要よ」
「そりゃそうだ、頓原も農協が配達してくれるけえな」
「このスーパーの人が感染してみいや」
「あっ !? 」
「そうよ、お年寄りの感染者があっという間に広がるで」
「・・・・・」
「ワシ達はなあ、それを一番恐れとるのよ」
U の言葉に、何か薄ら寒い思いがした昨日でございました。
過疎に移動スーパーは必須、徹底した感染対策をお願い致します。
「なるほど、そりゃあ患者さんも安心だな」
「うん、まあアルバイトの様なモンよ」
「で、他に仕事は?」
「ああ、お陰で再就職先は決まっとる」
聞くと病院や薬局などの医療機関から請求される診療報酬の正誤を審査する機関のようでして、「そこには医者の資格を持った者が居らんとイケンのよ」と申します。まあ、幼稚園や老人ホームに看護資格を持った方が必要なのと同じ理屈なのでしょうね。
さて U の専門は膠原病なのですが、時節柄どうしてもコロナの事へと話は進みます。
「お前は医者だけえ知っとろうがな・・・」
「何を?」
「飯南町はなあ、まだ一人も患者が出とらんのよ」
「えっ?そりゃ知らんかったわ」
「島根で残るは飯南町と知夫村だけよ」
「ふ~ん、そうなんだ」

そして「今一番の懸念はな」と前置きし、こんな話を聞かせてくれました。
島根は少子高齢化による過疎地、それは誰もが認めるところです。そして今、過疎地では買い物難民がどんどん増えています。それ故に軽トラによる移動スーパーが重要な役割を担い、お年寄りは定期的にやって来るこの移動スーパー無しでは生活が成り立たなくなっています。全国的に有名な とくし丸 さんなどがその典型と申せましょう。
「移動スーパーは絶対必要よ」
「そりゃそうだ、頓原も農協が配達してくれるけえな」
「このスーパーの人が感染してみいや」
「あっ !? 」
「そうよ、お年寄りの感染者があっという間に広がるで」
「・・・・・」
「ワシ達はなあ、それを一番恐れとるのよ」
U の言葉に、何か薄ら寒い思いがした昨日でございました。
過疎に移動スーパーは必須、徹底した感染対策をお願い致します。
Posted by 府中店長 at 08:27│Comments(0)
│コロナ
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