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2018年06月02日

大山賛歌 わがこころの山

 お隣鳥取県の霊峰大山(だいせん)、その威容と共に『大山賛歌 わがこころの山』は我々山陰人にとって馴染み深い曲なのですが、昨日ラジオから流れるアナ氏の言葉で初めてこの歌の由来を知りました。

 そもそもこの歌は昭和47年(1972年)に開催された大山国体冬季大会を記念して作られたのですが、その前年、歌詞を公募したところ全国から736点もの応募があったそうです。

 その中から選ばれたのが当時大山中学校3年生の松田美代子さんの『わがこころの山』、それに曲が付きデューク・エイセスさんが歌われ今日に至るそうです。

 これが中学3年生の女の子の詩か?、昭和48年時点で中学3年生なら私より二歳年少、豊かな表現力に只々驚くばかりです。

♪あなたがもしも 一人になって
 静かにこころを 見つめてみたい
 その時は 大山に行こう
 キャラボクの 緑葉が
 あなたの寂しさを 包んでくれる
 そう大山は 緑がいっぱいだから

 あなたがもしも 愛する人と
 明日の光を 夢みてみたい
 その時は 大山に行こう
 北壁の 厳しさが
 二人に人生を 教えてくれる
 そう大山は 光がいっぱいだから

 あなたがもしも 自然の中で
 親しい仲間と 話してみたい
 その時は 大山に行こう
 白銀の 頂で
 小鳥が憧れを 歌ってくれる
 そう大山は 小鳥がいっぱいだから♪

 私、人生で初めて詩集なるものを目にしたのは中学2年生の頃、学校の図書室で手に取った北原白秋先生のものでございました。

 山里の子供がそれを目にして何を感じたのか、全く覚えておりませんのでおそらくポケーと文字を追っていただけだったのでしょうね。

 翻って松田美代子さん、素晴らしいとしか言い様がございません。ご本人の素質に加えさすが霊峰大山、一人の女の子の感性をこれほどまでに高めるとは、霊験あらたかとはこのことでしょう。

 「それにしても中学3年生の女の子がなあ」と、改めて歌詞に見入る今朝でございます。
  


Posted by 府中店長 at 07:00Comments(0)店長日記