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2018年06月14日

Ora Orade Shitori egumo

 昨日、「検査の結果即入院なんて事になったら娑婆で摂る最後の昼餐、さてなにを食べるか」、ちょっと真剣に考えてみました。

 先ずは麺か飯か、麺なら蕎麦かラーメンかはたまたうどんか、飯なら和食系か洋食系か?

 少し悩みましたが麺なら出雲蕎麦、飯ならカツライスと決定、そして「ふむ、やはり最後は故郷頓原の味、一福さんの割子と釜揚げにしよう」と一人重々しく頷きました。

 『一福 一畑店』、昔は魚屋さんだった一福さん、店先で焼きサバを焼く先代の姿がモノクロで目に残る一福さん、それが今では西日本に十数店舗を構える有名店になりました。

 さて時分時を避けるため1時前に出発、一福さんで40分、その後本屋さんで1時間、予約時間の4時には充分間に合う余裕の出足でございました。

 しかしこの男、国道9号線へ右折するために信号待ちをしている時ふと思いました、「まてよ、如何な病院食とは言え大晦日には蕎麦が出るんじゃないか?差し入れでも蕎麦ならOKなんじゃないか?だとしたら、最後に食べるはカツライス!」と急に予定を変更したのでございます。

 しかもこの男、前々から気になっていた町内のパチンコ屋さんの「美味しいカツ丼」の看板が目に入るや慌てて右折、もう今までの思考が何だったのか?と疑いたくなる行動を取ってしまうのです。

 初めて入店したパチンコ屋さんの軽食コーナー、看板に偽り無しと申し上げたいが唯一点、これだけは譲れないと思ったのがこれ、「何でタクワンが付いてない?白菜の浅漬けでも可、ギブミータクワン!」。

 さて紆余曲折の中本屋さんへは予定通り入店、4時予約とは言えおそらく1時間以上は待たされるであろう、何か面白そうな本はと新刊コーナーへ。

 まあ最後の手段は持ってます、私の場合は東海林さだおさんの『あれも食いたい これも食いたい』シリーズ。これさえあればもうダイジャブ、と思っていたら目に留まったのが『長岡弘樹著 教場』、それを手に取りレジに並んだとお思い願います。

 するとですねえ、レジの画面に次々と本の紹介画面が流れて行きましてですねえ、その中に『おらおらでひとりいぐも』ってのがあったのですよ。

 思わずレジ係の女性に尋ねました、「この本は『永訣の朝』について書かれたものですか?」と。

 アホです、大アホ。

 還暦過ぎの女性が芥川賞を受賞された事は存じておりましたが、その著書名が『おらおらでひとりいぐも』とは全く知らなかったのでございます。恥ずかしいのなんのって。

 傷心のまま松江医療センターへ、案に相違し受付からCT検査、そして支払いまで30分弱で終了。「検査結果や如何に?」と待ちましたが「それは紹介された三浦医院さんからお話しがあります」とのこと。

 つまりは執行猶予、今度は何を食べるかな?face_02
  


Posted by 府中店長 at 09:23Comments(0)店長日記