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府中店長
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2016年12月23日

灰燼に帰す

 年の瀬に大火、季節外れの強い南風に煽られ140棟以上が延焼とか、お気の毒としか言いようがございません。


 私は40歳まで地元の消防団に所属しておりましたので住宅火災を何度か経験しておりますが、昼間の火事はとても怖いものです。夜間は火の粉が見えますが昼間はそれが見えない、すると何処が燃えているのか判断に迷うのです。

 もう20年以上前になりますが、お昼頃に町内の畳屋さんの作業場から出火したことがございました。カーテンやカーペットも商われていましたので目がまともに開けられない物凄い煙の中、ホースの先端の筒先に居た私は後方の団員の指示に従い放水を続けておりました。

 しかし風下に陣取ったのも災いし、ともかく涙はどんどん流れるわガスを吸って喉は苦しいわで正直「こりゃあヤバいんじゃないか?」と思っておりました。すると危険を察知されたのでしょう、班長さんの「撤収!撤収!」の声に這う這うの体で退避したことを思い出します。

 撤収後、今度は延焼の恐れのあるお宅から大切なものを運び出す作業を致しましたがやはり何と言っても仏壇、これを真っ先に安全な場所へ移動したものでした。

 今回の糸魚川の火事は火の回りが早かったそうですので、皆さん大切なものを運び出す間も無かったことでございましょう。

 年の瀬というのに・・・。

 心よりお見舞い申し上げます。
  


Posted by 府中店長 at 09:17Comments(0)店長日記