府中家具　バンザイ！

　川口委員長の解任劇、私が自民党員だからという訳ではありませんが何か釈然とせず、今の野党各党には何の期待もしてはいけないなと感じました。

　報道によれば、『野党側は「前代未聞の国会軽視」「私的な外遊を優先して、自ら設定した環境委員会を流会にしたことを許してよいのか」と非難。日本維新の会の共同代表で、大阪市の橋下徹市長は8日、報道陣に対して「川口さんは政府の一任を取り付けているんですか。外交は政府の責任。議員外交と内閣の責任ある外交とは全く違う。区別しなければならない」と厳しく指摘した』とのこと。

　情けない、「橋下さん、あんたもその程度か」と正直感じました。本ブログで何度も申し上げましたが国会議員の仕事は領土を守り国民の生命財産を守る事が第一義、その場に自分しか居なければ、そして中国要人と会えるチャンスが目の前にあれば国益を守るために会談しようとする態度は至極当然の事でありましょう。あなたは大阪市民の代表かもしれませんが、国会議員は国民の代表なのです。況してや川口氏は外相経験もあり、昨年参院予算委員長の身で国会に届け出た4日間を7日も延長して比国でそれこそ「私的な外遊」をして引責辞任した民主党の石井一議員とは天と地ほどの隔たりがあります。その上黙って比国に居続けた石井議員と違い、川口氏は自民党を通じ中国滞在の延期を求めたが野党が拒否した結果の流会であったはず。たった一日の事なのに、なぜ国益を考えて滞在延期に同意しなかったのか？尖閣より今夏の参議院選へ向け安倍政権との対決色を強めて攻勢に出たいとの思惑だけが目に付く政局優先、野党各党のこの姿勢を国民がどう見るのか彼等には理解出来ないのでしょう。

　そして最後に、参院民主党幹部の一人がこう言い放ったとの記事にこの茶番が透けて見えそうな気が致します。私はこの言葉に心底驚き、「ハァ～」とため息をついてしまいました。人生師匠、草葉の陰で何とお嘆きか。

　「国益とか言うが、そういうことをわれわれが判断する立場にない」。

　国益を考えぬ国会議員などその存在意義は全く無し。どなたかは存じませんが、あなた、即刻バッジを外しなさい。




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