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府中店長
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2008年06月28日

走馬灯

 昨夜、滅多に無い事に長時間TVを見ました。10時頃NHKをつけると、伊達公子さんの特集番組をしていました。37歳でプロテニスに復活したと以前ニュースで知っていましたので、興味深く見入りました。旦那さん、外国の人なんですねえ、これは初めて知りました。

 見終わって教育テレビにチャンネルを合わせると、こちらは「越路吹雪物語」です。これを見終わったのが12時45分、とても感動的な舞台でした。それにしても主演の方、てっきりピーターさんだと思ったのですが、今朝新聞を見ると池畑慎之介さんとか。全く知らない方でしたのでネットで検索すると、ピーター=池畑慎之介となっています。やっぱりピーターさんだったんだ、それにしても何年か振りで見たピーターさんの上手な事、ビックリしました。私が初めてピーターさんを見たのは、「てなもんや三度笠」の森蘭丸役だったと記憶しています。

 興奮冷めやらぬまま、色々な事を思い出しました。中でも突然鮮明に思い出したのが、NHKのドラマです。あれは父が元気だった頃の事ですから20年位前でしょうか、淡谷のり子さんの物語でした。淡谷さん役は確か太地喜和子さん、だったと思います。物語の中盤、戦争末期に戦地で慰問する淡谷さんに、兵隊さんから「別れのブルース」がリクエストされます。退廃的と軍部に歌う事を禁止されていた「別れのブルース」、「歌っていいのか?」と目顔で問う淡谷さんにゆっくりと頷く上官。歌の途中、後に立って聞いていた若い兵隊さんが次々と淡谷さんに敬礼して退出して行きます。神風特攻隊の出撃です。

 声を詰らせながら懸命に歌う淡谷さん、遂に堪え切れずに涙で歌を中断します。この物語を見て、一遍で太地さんのファンになったことは言うまでもありません。ふと父と母を見ると、目に一杯の涙です。父の涙など見たことがありませんでしたので驚きましたが、父が「ああして、皆死んで行っちゃったんよ。ワシは生き残ったがのう」、その言葉に頷く母、そんな場面を思い出しました。

 片やシャンソン片やブルース、何れも昭和を代表する名歌手のお二人です。少々夜更ししましたが、いい時間を過ごせた昨夜でした。




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Posted by 府中店長 at 08:51Comments(0)店長日記