府中家具　バンザイ！

　今朝の地元紙、島根県益田市の萩・石見空港が2008年度の需要予測を大きく下回り、13.4パーセントに留まったと報じました。このままでは廃港の危機だと訴えますが、抜本的な解決策を見い出せない状況の様です。

　1993年に地元の期待を担って開港した石見空港ですが、当初から搭乗率が上がらず、現在は東京大阪へ各1往復の便がありますがその運行時間が更に利用率の低下を招いています。

　東京からは7時20分発で8時50分着なのですが、この時間ですと空港周辺のホテルに前泊を余儀なくされる利用者が増えることになり、観光客、特に団体客には利用し難い便になっています。津和野、萩といった観光地を訪れる観光客の利用を当て込んでいた石見空港とすればこれは痛手で、この改善から手を付けるべきかもしれません。

　また大阪便は伊丹発15:50分で石見着16:55分、逆は石見発17:30分で伊丹着18:30分と、ビジネスで利用するには余りにも非効率な時刻となっていますが、運航するする全日空はこの大阪便の廃止を出来れば今年10月にも行ないたい意向のようです。

　お隣鳥取県の米子空港の名古屋便も廃止の方向とか、先日のブログでも触れましたが、地方空港の存続が難しい時代になって来たようです。




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