府中家具　バンザイ！

　島根県松江市の「東横イン松江駅前」での硫化水素発生事件の続報が、今朝の地元紙に載っています。実は昨日はこの東横イン近くの現場に行ったのですが、消防署と警察の車がホテルの裏口に停めてあり、原因究明が続いているんだなと同行の建設会社の社長さんと話したものでした。

　新聞によると、グループ会社の「東横システム電建」と言う会社が、ホテルが完成する直前の2004年10月～2005年1月頃、内装や配管に使われたとみられる石こうボードや金属類、配管など四十立方メートルを地下配管ピットに不法投棄したのが原因だそうです。四十立方メートル？それって、無茶苦茶な量でないかい？

　この会社は全国の東横インホテルチェーンで内装と配管を手掛ける会社で、会社ぐるみの不法投棄を認めたそうです。と言うことは、私が常宿にしているホテルの地下では、硫化水素が発生する恐れのある不法投棄物が今もそのまま眠っているのでしょうか？

　こりゃあ一先ず、今月宿泊予定の「東横イン大阪船場」の安全性が分かるまで宿泊を控えた方がいいんじゃないか？

　そう思ったものですから、直接「東横イン大阪船場」に電話して、不法投棄の有無の確認はされたのか否かを聞いてみました。しかし電話に出た若い女性は、「不法投棄？硫化水素？」といった具合で何もご存知ない様子。「検査などは上の方（支配人さんか？）がしていますので、私達では分かりません」との事。「じゃあその人に換わってくれませんか」と頼むと、「本日は夕方出勤です」。

　こんな新聞報道があった朝は、全ホテルの責任者は真っ先にホテルに出勤し、客からの問合せに備えるべきだと思いますがねえ。人間何時何処で死ぬか分からないと覚悟はしていますが、硫化水素はいやだなあ。なんだか、名前からして苦しそうじゃないですか。

　結論、せっかく取引先の近くの東横インを見つけたのですが、今回はパス。キャンセルして、他のホテルを探す事にしました。早く全国一斉に不法投棄された廃物を撤去しないと、利用客が激減しますよ東横インさん。イヤ待てよ、そんな事考えるのは俺くらいかなあ？




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