2017年09月01日
羽生善治三冠敗る
羽生さんが1勝4敗で失冠、菅井竜也七段が新王位の座に就きました。これで羽生さんは王座・棋聖の二冠に後退、しかし七つのタイトルの内二冠を保持する羽生さんが棋界の第一人者であることにかわりはありません。その羽生さんから王位を奪取、菅井七段の強さが際立ったと言えそうです。
この記事を読み終え、真っ先に頭に浮かんだのは森内俊之九段の顔でありました。
この3月、平成28年度のA級順位戦で最下位となりB級1組への降格が決定、あの時本ブログにこう記しています。
『長く羽生さんと名人位を分け合い22期もA級を保って来た森内さんの降級は信じられない思いが致しますが、早期にA級に復帰され再度名人戦への登場を期待しております。 』
しかし3月31日、森内さんはフリークラス転出を宣言します。フリークラス宣言を行った棋士は順位戦に出場することが出来ませんので、この時点で森内さんの名人戦は二度と見る事が叶わなくなってしまいました。
十八世名人の資格を持つ森内九段のフリークラス転出、『美学』と称える報道もありましたが「もっと順位戦を戦ってほしかった」の思いが強く、誠に残念な心持ちが致しました。
長く棋界を背負った羽生世代、若い世代の台頭にまだまだ立ちはだかって貰いたいもの、そう感じた第58期王位戦でございました。
この記事を読み終え、真っ先に頭に浮かんだのは森内俊之九段の顔でありました。
この3月、平成28年度のA級順位戦で最下位となりB級1組への降格が決定、あの時本ブログにこう記しています。
『長く羽生さんと名人位を分け合い22期もA級を保って来た森内さんの降級は信じられない思いが致しますが、早期にA級に復帰され再度名人戦への登場を期待しております。 』
しかし3月31日、森内さんはフリークラス転出を宣言します。フリークラス宣言を行った棋士は順位戦に出場することが出来ませんので、この時点で森内さんの名人戦は二度と見る事が叶わなくなってしまいました。
十八世名人の資格を持つ森内九段のフリークラス転出、『美学』と称える報道もありましたが「もっと順位戦を戦ってほしかった」の思いが強く、誠に残念な心持ちが致しました。
長く棋界を背負った羽生世代、若い世代の台頭にまだまだ立ちはだかって貰いたいもの、そう感じた第58期王位戦でございました。