2005年10月13日
桐のタンスは何故いいの?
昔から女の子が生まれたら、桐の木を植えろと言われて来ました。その娘が嫁に行く時、その桐でタンス長持を作り、嫁入り道具としたためです。では何故桐なのか?皆さんご存知でしたか。高温多湿な日本において、着物等をしっかり管理する事は中々大変です。しかし優れた保湿性を持つ桐は、その難事を解決してくれる素晴らしい材料だったのです。桐は外気の湿度に敏感に反応し、タンスの中を常に一定の状態に保ってくれますし、さらに防虫効果にも優れています。又桐材は、他の材料に比べ非常に軽いと言う特性も併せ持っています。「府中家具」はこの桐を内装材として多用し、その品質は折紙付です。着物は勿論の事、毛皮やカシミヤ、絹製品まで安心して収納出来るのです。高級品は、一棹100万円以上と言われる総桐タンス。「府中家具」の逸品です。
Posted by 府中店長 at 21:46│Comments(0)