府中家具　バンザイ！

　昨日発表された大相撲夏場所の新番付、お蔭様で隠岐の海が小結に昇進し、島根県からは実に121年ぶりの新三役誕生となりました。報道によると明治25年、私の住む松江市東出雲町出身の谷ノ音喜市（たにのおと　きいち）さんが西小結となって以来とのことです。自他共に認める稽古嫌いの隠岐の海、これを機会に精進して上を目指して貰いたいものです。


今朝の地元紙一面です。

　さて一方、昨日は第24期女流王位戦五番勝負第1局が行われ107手目で甲斐女流四段が投了、里見王位が先勝するスタートとなりました。里見さんの次回登場は5月1日の女王戦、挑戦者の里見さんが2連勝して迎える第3局は一気の奪取か上田女王が一矢報いるか、こちらも注目の対戦となりました。


地元紙ならではのツーショット。

　そして残念な訃報、バタヤンの愛称で親しまれた田端義夫さんが94歳で旅立たれました。「大利根月夜」「かえり船」「島育ち」「十九の春」など数々のヒット曲で知られ、右手を上げ「オース！」と威勢よく挨拶してから歌い出す独特な雰囲気を持った歌い手さんでした。特に復員船を歌った「かえり船」、この歌は田端さんの「負けたとは言え、日本国のために勇敢に戦って帰って来る兵隊さんを迎える歌を歌いたい」との想いが込められた名曲です。そのことを教えてくれた亡き父が大正9年、そして田端さんが大正8年生まれ、歳が近いせいか父も音痴ながら田端さんの歌を愛唱しておりました。

　またあれは何時のことだったか、たまたま田端さんが「九段の母」を熱唱される姿をテレビで拝見し、父方の祖母を思い出し涙した事もございました。人の心に響く歌唱力をお持ちであった田端さん、昭和の大歌手バタヤンのご冥福をお祈り致します。合掌。




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