府中家具　バンザイ！

　自民党の石破政調会長のお膝元、鳥取県選出の浜田和幸参議院議員が自民党を離党、菅内閣の総務政務官に就任しました。

　昨夏、出遅れと知名度不足の同氏を当選させるため、石破氏は政調会長の身でありながら選挙期間中はほとんど地元鳥取に張り付きました。自民党役員としては全国の選挙区に出掛けて支援を訴えるのが本来の姿でしょうが、鳥取島根を最重点選挙区と位置付ける民主党に対しここが砦と敢えて地元で采配を振るったのです。

　選挙戦の終盤、氏は島根選挙区の青木氏の応援のために本町にも入られました。私も会場に出掛けましたが約1時間に渡って時局や竹島問題、そして選挙戦の見通しについて講演されました。

　石破さんは昭和32年生まれで私より1歳年下ですが、氏は早生まれですので学年は同じと言うことになります。その石破さんが最後に「自分の選挙より疲れますが、自分の選挙以上に頑張っています」と仰いましたが、その真っ黒に日焼けした顔を拝見し「然もありなん」と思ったものでした。

　その様な自身の奮闘もあり、見事浜田氏が鳥取の議席を守った時、石破さんは正直ホッとされたことでしょう。それだけに今回の浜田氏の言わば造反に何を思うか、是非見解を伺ってみたい気持ちが致します。

　またあの暑さの中で選挙戦を戦った鳥取の自民党員諸氏、今のお気持ちは察するに余り有ります。お蔭様で島根の青木さんも当選致しましたが、もしも彼が今度の浜田氏の様な行動を取ったとしたら私は二度と青木さんを推すことはないでしょう。それは自民党員のみならず、県民を愚弄する行為に他ならないからです。

　しかし菅さんはまた何を思ったのか？自民党政調会長の地元の参議院議員、それも石破さん自らが身を粉にして当選を勝ち取った一年生議員を一本釣りするメリットは何だと言うのか？失礼な言い方ですが浜田氏は政治学者としては著名も政治家としては初年兵、その政治手腕に期待してと言う訳でも無いでしょうに。「デメリットは眼中に無いのか？」、毎度の事ながらそう思わずにはいられません。




『府中家具 IFurniture 楽天店』
『府中家具店長』が商品開発から手がけました！「完全受注生産・当店限定商品」が買えるお店!!

『府中家具IFurniture メールマガジン　府中からの手紙』
　府中家具一筋30年!!『府中家具店長』がお送りする、府中家具の良いハナシ。購読受付中!!