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2006年09月14日

成年後見制度の悪用

 平成11年に成立した『成年後見制度』、度重なる悪徳商法から認知症・知的障害・精神障害などの方を守る目的で作られたはずでした。


 しかし呆れた事に、この制度を悪用したとしか思えない記事が、今朝の毎日新聞に掲載されています。


 『報酬 常識外れ』
 東京の司法書士が77歳の女性と契約を結び、解任されるまでの一年半の間に、お婆さんが預けた預金通帳から500万円も報酬として引き出していたそうです。その内容がひどく、目を覆いたいくらいです。
「日当」の部
 1.おばあさんとの面会が、一回25,000円~50,000円
 2.印鑑店で664円のゴム印購入した手間代が5,000円
 3.区役所で住民票を取得した手間代が20,000円
「手続き」の部
 1.マンション売却に830,000円
 2.福祉施設への入居契約で700,000円


  このおばあさんは毎月30,000円の定額報酬を支払っていたそうです。驚いた事にこの司法書士は、その定額報酬以外にこれだけの請求書を発行して自ら自分の口座に振り込んだのでしょう。インタビューに答えた彼の言は、
「報酬は決して高額ではない。そうしないと事務所が維持できない」


 『契約』ですから、法外の報酬も契約書に明記してあれば罪に問われる事はないかもしれません。しかし、彼の道義的責任はどうなるのでしょう?老後をこの司法書士に託したおばあさんは、『成年後見制度』と言う法の恩恵を受けるはずが、逆に大切なお金を詐取されるという最悪の結果になってしまったのです。ここで敢えて『詐取』という言葉を使いましたが、私はこの司法書士の行為は、法には触れなくとも法を踏みにじる最低の行為だと感じました。皆さんは如何ですか?



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Posted by 府中店長 at 08:21│Comments(0)新聞記事
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