2006年05月18日
新作家具展示会レポートその2
出張も最終日の4日目です。昨日に続き、お薦め家具のレポートです。先ず福山会場。タンスと、材質に竹を使ったリビングボードと小物類のシリーズです。
このタンスはナラ材の柾目を使い、引き出しは『無目出し(むめだし)』になっています。『無目』とは、タンスの引出しが入る空間の仕切りとなる上下の板の事です。(http://www.fuchu.or.jp/~kagu/tansuzu.htm)お宅にある家具の引き出しをご覧下さい。多くの引き出しは、前板がこの『無目』に当たり止ります。つまり引き出しが入る空間の縦・横寸法より、引き出しの前板の寸法が長めに作ってあるのです。『無目出し』とは文字通りこの『無目』が見えている状態の製法の事で、高い精密度が要求される伝統的技法です。
次はこれ、材質が竹です。竹を数ミリ角に裁断し、それを貼り合わせてボードを作り材料とし、家具や小物が作られています。言わば竹無垢材なのです。竹による山林荒廃が問題視されている昨今、正に時流に適した作品です。
最後は府中から、総桐ダンスで有名なメーカーさんのリビングボードです。材料は『シカモア』でポリエステル塗装の磨き仕上げです。塗装だけで14工程も掛かる製法で、その美しさに息を呑みました。このTVボードの価格は約100万円との事、納得です。
今日は広島市で広島新作家具展示会を拝見し、夜8時ごろ帰着予定です。今のところ無事故無違反、順調です。
このタンスはナラ材の柾目を使い、引き出しは『無目出し(むめだし)』になっています。『無目』とは、タンスの引出しが入る空間の仕切りとなる上下の板の事です。(http://www.fuchu.or.jp/~kagu/tansuzu.htm)お宅にある家具の引き出しをご覧下さい。多くの引き出しは、前板がこの『無目』に当たり止ります。つまり引き出しが入る空間の縦・横寸法より、引き出しの前板の寸法が長めに作ってあるのです。『無目出し』とは文字通りこの『無目』が見えている状態の製法の事で、高い精密度が要求される伝統的技法です。
次はこれ、材質が竹です。竹を数ミリ角に裁断し、それを貼り合わせてボードを作り材料とし、家具や小物が作られています。言わば竹無垢材なのです。竹による山林荒廃が問題視されている昨今、正に時流に適した作品です。
最後は府中から、総桐ダンスで有名なメーカーさんのリビングボードです。材料は『シカモア』でポリエステル塗装の磨き仕上げです。塗装だけで14工程も掛かる製法で、その美しさに息を呑みました。このTVボードの価格は約100万円との事、納得です。
今日は広島市で広島新作家具展示会を拝見し、夜8時ごろ帰着予定です。今のところ無事故無違反、順調です。
Posted by 府中店長 at 08:33│Comments(0)