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2020年08月06日

8月6日

 昭和4年(1929年)2月の生まれですから当時16歳、その母が「原爆に遭った人が歩いとられるのを見た」と語ったことがございました。

 それは終戦前後、村道を歩く母子の姿を見掛けたそうですが、「何故その二人が原爆に遭った人達と分かったのか?」と尋ねても「昔の事だけえ忘れたけど、ほいと(乞食)の様な恰好だったなあ」と答えるだけでした。

 母の実家は島根県飯石郡の旧志々村、一瞬で廃墟と化した広島からどのルートを通って来られたのか、何れにしても道中が大変だったであろうと想像するばかりです。

 広島から芸備線で三次? 三次からは徒歩? 一体何処を目指しての島根入りだったのか? 無事目的地まで辿り着いただろうか?

 母から「ほいと」という言葉を聞いた時、瞬間的に映画 ”砂の器” を思い出しておりました。ピアノ協奏曲「宿命」をバックに描かれる本浦千代吉と一子秀夫が辿る旅、それは75年前から続いた ”被爆者” の道と重なります。
8月6日

 本日8月6日、合掌。


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Posted by 府中店長 at 08:44│Comments(0)店長日記
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