2008年03月23日
破綻懸念先
全く信じられない話ですが、日銀松江支店の行員が自宅に検査資料を持ち帰り、パソコンからその情報が流出してしまいました。この事件で特に深刻な被害を受けたのが、島根県内の3企業さんです。
取引銀行から【破綻懸念先】と烙印を押された資料が、そのままネット上に流れたのですから、これはもう死活問題です。通常会社は色々な取引先から商品などを仕入れ、それを販売して会社を運営しています。そしてその仕入れた商品の支払いは現金や小切手、また約束手形などで支払いますが、その資金繰りは中小零細企業にとって今はとても厳しい時代を迎えています。
そんな時に【破綻懸念先】と書かれた資料が流出したのですから、3社に納入している業者さんは黙っていません。代金引換にしてくれなくては商品を納める事は出来ないとか、以前に受け取った約束手形を小切手か現金に差し替えてくれと言った要求を次々に申し入れて来る事でしょう。現金を支払う事が出来ないから約束手形を発行する訳ですから、代金引換や手形と現金の引き換えを要求されても所詮無理な話で、そうなれば商売を続けていく事は困難な状況となり最悪の場合は倒産です。
三つの企業、役員さんやそこで働く従業員さん、そしてそのご家族達の生活が今脅かされています。日銀のたった一人の行員の愚行が彼らの生活を壊してしまう事になるのですから、日銀の支店長にいくら謝罪されても何の支えにもなりません。パソコン時代の危機管理、日銀ですらこんな体たらくとは、呆れると言うより怒りすら感じた事件でした。
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三つの企業、役員さんやそこで働く従業員さん、そしてそのご家族達の生活が今脅かされています。日銀のたった一人の行員の愚行が彼らの生活を壊してしまう事になるのですから、日銀の支店長にいくら謝罪されても何の支えにもなりません。パソコン時代の危機管理、日銀ですらこんな体たらくとは、呆れると言うより怒りすら感じた事件でした。
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Posted by 府中店長 at 09:14│Comments(0)
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