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2017年04月18日

民進県議辞職

 『民進党島根県連代表の和田章一郎県議(69)が、業者に作成させた虚偽の領収書を県議会に提出し、2013年度からの3年間で、不正に政務活動費140万円を受け取っていたことが分かった。全額返還する意向。和田県議は17日、記者会見し、「責任を取って議員を辞する」と述べた。』毎日新聞 4/17配信

 架空とは言え自社の領収書を発行すれば当然入金処理をしなければならないはず、この業者の会計処理は一体どうなっているのか?、無茶苦茶としか言いようがありません。

 これは言うところの「売り上げを落す」ことになり、税務調査が入れば一発で発覚する稚拙な行為と言わざるを得ません。

 「売り上げを落す」行為をご説明しますと、例えばここに一軒の蕎麦屋さんがあったとします。

 観光地の繁盛店で毎月の売り上げが300万円、年商3,600万円のところを税務署へ3,000万円と申告したとします。差額の600万円は店主が懐に入れる訳ですが、「売り上げを落す」ためにこの店主は様々な手を打ちました。

 例えばお客から注文を受けても一部の注文伝票は破棄する、或いはお客からお金を貰ってもレジを通さない、もっと大胆にレジを操作して記録が残らないようにする等々。

 まあ私は蕎麦屋さんではありませんので良く分かりませんが、ともかく売り上げを大幅に隠した状態で申告したとします。

 しかし相手はその道のプロ、赤子の手をひねるとはこのことで、私が税務署員なら「売り上げを落す」手口を探るより割り箸を納めている業者さんとこの蕎麦屋さんとの3年間の取引高を調べます。

 割り箸をうっかり落したり斜めに割れて次の一本を手にするお客も居るでしょうがそれは些少、3年間にどれだけの割り箸が使われたのかを知れば客数は自ずと知れます。

 客数が分かればあとは客単価を掛けるだけ、幾ら隠そうとしても売上高は容易に推測出来、結果、重加算税を課せられ泣きを見ることになるのです。

 まあこんな単純な話ではないでしょうが、何れにしても「売り上げを落す」行為に対し税務署の調査は峻烈を極める、それは「マルサの女」を観ればたちどころに分ります。

 領収書を発行して入金処理をしないとはこんな事なのです。しかもその領収書は県議会に提出される、私ならどんな義理があっても決してしない行為と断言出来ます。

 今回の事件は業者に無理難題を押し付け公金を詐取した和田県議に最も非がありますが、この業者さんも脇が甘いとしか言いようがございません。

 辞職当然、「しかしこの業者さんもなあ」と呆れつつ記事に見入る今朝でございます。


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Posted by 府中店長 at 08:09│Comments(0)店長日記
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