府中家具　バンザイ！

　今朝の地元紙を読み、おもわず「うーん」と唸ってしまいました。元広島東洋カープの監督でチームを初優勝に導いた古葉竹識さん（７１）が東京新大学リーグ１部の東京国際大硬式野球部監督に就任し、そのチームに九州の私立大学から一人の若者が編入したとの記事でした。その若者の名前は津田大毅さんと言い、かつて広島東洋カープで【炎のストッパー】として活躍した津田恒実さんの長男さんなのだそうです。



　津田投手の最後の登板は、今でもはっきり覚えています。確か開幕して間もない対巨人戦、ピンチに登板した津田投手は僅か数球で降板し敗戦投手となりました。虚ろな目の津田投手をＴＶで見て、「今日はしょうがない、明日頑張れ」と思ったものですが、津田投手の明日は遂に訪れませんでした。

　脳腫瘍に侵されていた津田投手はその年に引退、そして２年後に３２歳の若さでこの世を去ったのです。登板した試合は何時も真っ向勝負、私らの年代のカープファンには忘れられない名投手です。そんな津田投手の長男さんが大学生となり、父親が指導を受けた古葉監督を慕い大学に編入するとは、何とも嬉しい話しではないかと一人感激しています。何時の日か第二の【炎のストッパー】となった彼がカープファンの声援の中で市民球場のマウンドに上がる、そんな日が来ればこれはまた夢のような話しだなあと、一人悦に入っているところです。頑張れ津田大毅君。お父さんも、きっと天国から見守ってくれてるよ。




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