2021年12月29日
彦根と近江八幡
彦根に 70cm 超えの積雪との報に接し、近隣の近江八幡市に住む従姉に久し振りに電話をしてみました。さぞ雪で難儀しているだろうと思っての事でしたが、電話に出た彼女はあっけらかんとこう云うのです。
「雪?全然有らへんで。お天道はん、しっかり照ってはる」
そげか、降っとらんのか。一般道を走っても 30 分ほどの距離とのことでしたが、「何故彦根にあれだけ降って近江八幡には降らないのか?」との問いに、「琵琶湖からの風向き、ちゃうかな?」との言。
「それより頓原が降ってへんか心配で、今朝、叔母さん(母)に電話したわ」
「お袋に?そりゃあ済まんなあ」
「そしたら あんたから電話、以心伝心やな」
若くして寡婦となり、一人娘を嫁がせた彼女ですが、数年前に娘夫婦が近くに新築し「孫の世話をする機会も増えた」と嬉しそうに話します。
ビール大好き人間の彼女ですから「年末年始、飲み過ぎんようにな」と言いますと、「あんたもな」と透かさず返されました。
伯母が逝って 4 年が過ぎ、昔は盆と正月に必ず帰省していた彼女の足が故郷から遠退くようになりました。このまま疎遠になるのは不本意、「たまには電話せんとイケンな」と肝に銘じ、携帯電話の存在に改めて感謝する昨日でございました。
「雪?全然有らへんで。お天道はん、しっかり照ってはる」
そげか、降っとらんのか。一般道を走っても 30 分ほどの距離とのことでしたが、「何故彦根にあれだけ降って近江八幡には降らないのか?」との問いに、「琵琶湖からの風向き、ちゃうかな?」との言。
「それより頓原が降ってへんか心配で、今朝、叔母さん(母)に電話したわ」
「お袋に?そりゃあ済まんなあ」
「そしたら あんたから電話、以心伝心やな」
若くして寡婦となり、一人娘を嫁がせた彼女ですが、数年前に娘夫婦が近くに新築し「孫の世話をする機会も増えた」と嬉しそうに話します。
ビール大好き人間の彼女ですから「年末年始、飲み過ぎんようにな」と言いますと、「あんたもな」と透かさず返されました。
伯母が逝って 4 年が過ぎ、昔は盆と正月に必ず帰省していた彼女の足が故郷から遠退くようになりました。このまま疎遠になるのは不本意、「たまには電話せんとイケンな」と肝に銘じ、携帯電話の存在に改めて感謝する昨日でございました。