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2021年04月06日

最後の手段

『馬鹿、撃つ奴があるか ! 拳銃は最後の武器だ、我々は忍者部隊だ ! 』。忍者部隊月光、カッコイイなあ。そう、拳銃は最後の武器なんよ。忍者部隊だもん、忍術で勝負しなくっちゃね。でも、最後の武器で敗れたらどうなるんだろ? 月光隊長、死んじゃうじゃないのか? まあ大抵主人公は死なんけえね、きっと多羅尾伴内の千恵蔵御大宜しく、飛んでくる弾丸はひょいと顔を振って避けるんだろうなあ。

 さて昭和 45 年 10 月、大阪万博の年、私達は島根の山里から修学旅行へ出掛けました。大半の者が初めて乗る国鉄(現 JR )の列車で九州を目指したのですが、急行でも島根から長崎まで乗り換えを含め 10 時間 40 分を要したと当時の時刻表君が教えてくれました。

 夜 7 時に長崎駅着、直ちに宿泊先へ向ったと思います。そして翌日から三日間を掛け長崎~熊本~阿蘇~別府と巡ったのですが、利用したバス会社は『東九州バス』さんでございました。これは三枚残る集合写真から判明したのですが、このバス会社さんと連絡が取れたら当時の事をもっと知ることが出来るかもしれない、そう考え探してみることにしたのです。

 九州を南北に分けた北九州、そして南九州との呼び方は耳に馴染んでいますが、『東九州』の呼称は余り聞いたことがございません。心配した通り各地の観光協会さんに問い合わせても異口同音に「該当会社無し」との返答、そこで最後の手段、忍者部隊の拳銃の様な切り札を投入してみました。

 それは九州各県のバス協会さん、如何に 50 年前の事とは言え、バス協会さんなら必ず分かるだろうと思ったのです。しかし昨日、最後の頼みの綱だった福岡県バス協会さんからも『不明』の返事がございました。

 う~ん 東九州バス会社さん、あなたは一体何処の何方なんですか?

 昔のスポーツ新聞に載ってた尋ね人風にお尋ねしたい。

『尋社 昭45 東九州バス 薄謝』

 お~い、東九州バスさ~ん !!
  


Posted by 府中店長 at 09:47Comments(0)店長日記

2021年04月05日

恥を知るは勇に近し

 厚労省に鳥取県、そして徳島県と連日の様に公務員の飲食問題が露見しています。厚労省はコロナ対策の大元、鳥取と徳島はクラスター発生、規制を受ける飲食店の方々や未だワクチンが行き渡らないと聞く医療従事者の皆さんから怒りの声が聞こえて来そうです。

 特に厚労省職員、エリートかもしれませんが常識無しの戯け者としか映りません。無礼を承知で申し上げれば、こんなのへ税金で給料を払っているのかと思うと遣り切れない思いが致します。

 恥を知るは勇に近し、今こそこの言葉を噛みしめて頂きたい !!
  


Posted by 府中店長 at 09:29Comments(0)コロナ

2021年04月04日

不幸中の

『 1 日夕に松江市島根町加賀で発生した大規模火災は 2 日、民家など計 30 棟や山林を焼き、22 時間後の同日午後 3 時に鎮火した。(中略)この火災で 19 棟が全焼、1 棟が半焼、部分焼などが 10 棟に上り、少なくとも計 30 棟に被害があった。また、山林は推定約 2000 平方メートルが焼けた。2 日午後 4 時現在、21 世帯計 47 人が被災したが、犠牲者はなかった。』讀賣新聞 4/3 15:06 配信

 配達で何度か訪れていますので火災現場の地形は承知しています。正に『風の通り道』、そして古くから人家の密集地帯、更には強風注意報が発せられるほどの突風、悪い要素が揃い過ぎた感が致します。

 島根半島の漁村の典型的な家並みですから人家は隙間無く、文字通り身を寄せ合うように建ち並んでいます。そこへ海からの強風、報道によれば火はあっという間に燃え広がった模様です。



 この惨事を受け松江市長は「只の火災では無くこれは災害」と発言、自ら口にし認識しているのですから行政の早急な対応を望みます。

 それにしても幸いにして死者行方不明者はゼロ、正に不幸中の幸いでございました。
  


Posted by 府中店長 at 08:40Comments(0)店長日記

2021年04月03日

遺影

 昨日参列した告別式、今時ですから流れ焼香での葬儀でしたが病気に苦しまれた晩年のものでは無く、お元気な頃のふっくらとした笑顔のご遺影でした。『 M さん良い写真があったんだね、とても綺麗だよ』と心の中で語り掛けました。合掌。

 さて故郷頓原では、元へ、故郷頓原の一部高齢者の間では、元気な内に自分の葬式用の写真(遺影)を用意しておくと魔除けになって長生きすると信じられています。

 父が亡くなった時、それは平成 19 年( 2007 年)1 月 22 日の事ですが、翌 23 日の午前中に町内の写真屋さんが悔みに来て下さいました。そして「これはお父さんから頼まれていた物ですが」と渡して頂いたのが父の遺影、通夜や葬儀用の写真のことなど全く頭に有りませんでしたので一同は驚くばかりでした。

 数え 88 で逝った父ですが写真はどう見ても 60 代後半から 70 代始め、写真屋さんに 14 ~ 15 年も保管して頂いていたことになります。「お代はお父さんから頂いていますから」と仰る言葉に、自分の親ながらその用意周到さを実に見事だと感じた次第です。

 一方、母が自分の遺影用の写真を作ると言い出したのは何時だったか、もう 10 年位前になるのかな? 写真館の友人に頼んで作って貰いましたが、何と元写真は私の結婚披露宴時の物、母が 50 代そこそこの時の写真だったのです。

 今 母は満 92 歳、JARO は大丈夫じゃろか?
  


Posted by 府中店長 at 09:32Comments(0)店長日記

2021年04月02日

件名 ”口座からのお支払い”

 先日、「初めまして! 残念なお知らせをするために、ご連絡を差し上げております」で始まる長いメールが届きました。何でも『少し前にハッカーからメールアカウントへのアクセスを購入したので貴方のメールアカウントに簡単にログイン出来た』(←パソコン音痴なので云ってる意味がまるで分からない)と綴っています。

 長文を我慢して読み進めますと、『メール開封後 48 時間以内に 16 万円相当額のビットコインを送れ』、とまあこれが云いたかった様ですね。もう少し詳しく申し上げますと、以下の様な流れでございました。

『ネットを通してあんたがアダルトサイトを見て興奮する姿を撮影した→それを世間に公表されたら困るだろ→だけえさくさく 16 万円を振り込まんかい !! →振り込んだらそれっきり忘れてやるがな→おっと警察に言うちゃあイケンよ→その時点でこの取引は中止→画像をネットで公開する→あんた晒しモンだよ』

 ふ~ん、どうやって撮影したんだろ? 不思議だ。

 さて忠告に反し県警へメールしました、内容をコピペして。

 送信して今日で 5 日目、未だ反応が現れんなあ。

 おい詐欺師さんよ、その後どうなっとるん?
  


Posted by 府中店長 at 09:00Comments(0)店長日記

2021年04月01日

六十五歳を一期に

 当店に勤務して頂いていた女性が亡くなりました。

 昨日義妹が近所の魚屋さんへ買い物に行き、そのお店の方から逝去を知らされました。

 五十代半ばで子供さん達の就職や結婚が決まり「(人生の楽しみや喜びは)さあこれから」という時、最初の手術から 5 年以上が経過し本人は元より周囲もホッとしていた矢先の再発でした。

 ご遺族の心中如何許りかと拝察しつつ、一方では半生を闘病生活に明け暮れた彼女へ「ご苦労様でした、ゆっくりお休み下さい」と声を掛けたく存じております。

 明日 14 時、告別式へ参ります。合掌。
  


Posted by 府中店長 at 08:42Comments(0)店長日記