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2021年04月03日

遺影

 昨日参列した告別式、今時ですから流れ焼香での葬儀でしたが病気に苦しまれた晩年のものでは無く、お元気な頃のふっくらとした笑顔のご遺影でした。『 M さん良い写真があったんだね、とても綺麗だよ』と心の中で語り掛けました。合掌。

 さて故郷頓原では、元へ、故郷頓原の一部高齢者の間では、元気な内に自分の葬式用の写真(遺影)を用意しておくと魔除けになって長生きすると信じられています。

 父が亡くなった時、それは平成 19 年( 2007 年)1 月 22 日の事ですが、翌 23 日の午前中に町内の写真屋さんが悔みに来て下さいました。そして「これはお父さんから頼まれていた物ですが」と渡して頂いたのが父の遺影、通夜や葬儀用の写真のことなど全く頭に有りませんでしたので一同は驚くばかりでした。

 数え 88 で逝った父ですが写真はどう見ても 60 代後半から 70 代始め、写真屋さんに 14 ~ 15 年も保管して頂いていたことになります。「お代はお父さんから頂いていますから」と仰る言葉に、自分の親ながらその用意周到さを実に見事だと感じた次第です。

 一方、母が自分の遺影用の写真を作ると言い出したのは何時だったか、もう 10 年位前になるのかな? 写真館の友人に頼んで作って貰いましたが、何と元写真は私の結婚披露宴時の物、母が 50 代そこそこの時の写真だったのです。

 今 母は満 92 歳、JARO は大丈夫じゃろか?
  


Posted by 府中店長 at 09:32Comments(0)店長日記