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2021年03月14日

弱者への暴慢

『岐阜市で昨年 3 月、ホームレスの渡辺哲哉さん(当時 81 歳)を襲撃して死亡させたとして、傷害致死罪に問われた元少年 2 人の裁判員裁判の第 2 回公判が 12 日、岐阜地裁(出口博章裁判長)で開かれた。』讀賣新聞 3/13 8:16 配信

 記事によるとこの日は被害者と 20 年ほど路上生活を共にしていた女性( 69 )が証人として出廷、理不尽な襲撃が昨年 3 月に入り毎日のように続いたと証言しています。

 この二人は痛さと無縁で大きくなったのかな?

 犬でも猫でも悪い事をした時はきちんと叱る、体で覚えさせる、だから悪さをしなくなるのです。その点人間は家庭では親が子供を放任し、学校では体罰の名を恐れ教師が委縮する、馬鹿げた話です。

 友達と喧嘩して体の痛みを知る、そのことから加減という事を覚えるのです。痛みや加減を知らぬ者は人の体の限界に思いが至らない、だからこの事件の様に簡単に人の命を奪ってしまうのです。

 また先生に竹の根っこの指棒で尻や頭を叩かれる、だから悪い事は悪いと覚えるのです。そして極め付け、子供が悪い事をしたら親が叩いて体で覚えさせる、昔はそれが当たり前でした。

 証言の最後に、女性は「なぜ私たちを狙い、何の落ち度もない渡辺さんを死なせたのか」と被告に訴えたそうですが、元少年 2 人は終始うなだれた様子だったと記事は続けています。

 痛さを知らずに育ち弱者への暴慢を省みない若者達、彼等の姿は或る意味現代の縮図と言えるかもしれません。二人には真摯に罪と向き合い、更生への道を辿ることを願います。
  


Posted by 府中店長 at 09:17Comments(0)店長日記