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2020年10月19日

僕の休煙日記

 ダイエットに続き休煙のお噂です。 

 禁煙ではなく、敢えて休煙と記します。煙草を吸うのを休憩しているから休煙です。ここまで綴って「もしや?」とネットを検索してみましたら、既に ”休煙” は普通に使われている言葉なんですね、知らんかったわ。

 さて昨年 6 月、社内健康診断で「肺に影あり」と指摘され、先生から MRI 検査が可能な大きな病院での診察を勧められました。候補に松江日赤病院も挙げられましたが「高校同期が副院長」を理由にお断りし、その場で松江医療センターでの受診を決め紹介状を頂きました。

 而して 6 月に初受信、9 月、12 月と検査しましたがいっかな白黒付きません。そこで半年後を約し退出しましたが、今年 6 月の受信でも「う~ん、影が大きくも小さくもなりませんねえ」と青年医師、「半年後にもう一度」と 12 月の更なる受診も決まっているのです。

 こんな状態に友人の一人は「一年経って何も分からんじゃあ話にならんがな。もう病院を変えろ、セカンドオピニオンよ、医大にせい医大に !!」と申します。確かに島根大学医学部附属病院、通称医大には姪が女医として勤務しておりますが、袖振り合うも多生の縁、年末まではこのまま彼に託そうと思っています。

 さてその青年医師がですねえ、初受信の時に云ったのですよ、「煙草なんて吸ってたら死んでしまいますよ」と。私思いましたねえ、「一昨日来やがれ」ってね。

 池波正太郎先生のエッセイにこんな一節がございます。

"人間は死ぬために生き、生きるために食べる"

 そうです、人間は生まれ出た瞬間から死へ向かって歩みはじめ、死ぬために生きはじめるのです。蓋し、名言ですなあ。

 だからね、煙草を吸おうが吸わまいが、そんなのは些末な事なんですよ。何せ人間は、死ぬために生きてるんですからね。

 しかし同時に、こうも思いました。「本当に肺癌だったらワシの最期が早まる、母を看取らんで先に逝くのは親不孝だわな」と。「煙草を休憩して母を見送る時が持てるならそれも良いか」、そう思って休煙に踏み切った次第です。

 昨年 8 月 19 日から今日まで、不思議と休煙が続いています。「これを機会にお酒も止めたら」と家人は申しますが冗談じゃ無い、それじゃあ何のために生きとるか分からんがね。

 あっそうか!、死ぬために生きとるんだよなあ。face_02
  


Posted by 府中店長 at 07:04Comments(0)店長日記