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2020年06月25日

地獄の掟に明日はない

可愛い拳銃か、長崎の鐘か!赤い雨に濡れながら、泣いているのか高倉健!



 昭和41年(1966年)公開 東映映画『地獄の掟に明日はない』

 この映画に何故行き着いたかと申しますと、今朝開いたPCで長崎の大雨を知り、そのはずみで久し振りに春日八郎さんの “長崎の女” を聴こうと YouTube で検索したのですよ。

 すると高倉健さんと十朱幸代さんのお姿、ノータイムでクリックするとそれはカラオケ映像でしたがどうやらお二人は恋人同士の設定、手に包帯を巻く高倉さんの姿から任侠映画と知れました。

 高倉さんと十朱さんの東映映画と言えば “二本侠客伝 刃(ドス)”が有名です。馬方の高倉さんが金沢で空腹のため行き倒れ武家の娘の十朱さんに救われるのですが、数年後(映画では何年後か分からない)、いっぱしの渡世人となって金沢に帰って来た高倉さんが十朱さんを助ける、まあ良く有る筋書きです。

 しかしねえ、場面一転、馬方から渡世人へと見事な変身、ファンならずとも「えっ、何で何で?」と言いたくなる安易な脚色です。まっ、それで良いんですけどね。

 ともかくこのカラオケ映像は『地獄の掟に明日はない』という東映映画に間違いなさそうです。

 しかしこのコピー、誰が考えたのか?

“可愛い拳銃か、長崎の鐘か!赤い雨に濡れながら、泣いているのか高倉健!”、しびれるねえ~。
  


Posted by 府中店長 at 09:41Comments(0)店長日記