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2020年05月14日

宣言解除と休業要請

『島根県は13日夜、利用者の感染確認後も営業を続けた松江市の民間施設に対し、新型コロナウイルス特措法45条2項に基づき、休業要請する方針を施設側に通知した。14日正午までに休業しなければ、要請と施設名の公表に踏み切るが、同日に政府が緊急事態宣言を解除すれば効力を失う。県は施設の種別を明かしていないが、パチンコ店ではなく、内閣官房によると、パチンコ店以外の店名公表は初となる。』KYODO 5/13 23:23配信

 他都道府県のパチンコ屋騒ぎを見る限り、休業要請の効力が不十分であることは実証済みです。それもこれも罰則が無いからでしょうが、一方で、休業に追い込まれれば経営破綻の恐れが生じることもまた事実でしょう。

 報道によれば、松江市のこの施設はアルコール消毒の実施等で衛生が保たれているとし保健所の調査を拒否、そして経営面からも要請には応じられないと回答しているそうです。

 その主張分かぬでも無い、そうは思いますが・・・。

 それにしても『松江市は8日時点では「施設での感染拡大の可能性は低い」として県による調査協力要請は必要ないとしたが、市民の不安を考慮して方針を変えた』との記述、市長以下部長級は一体何を考えているのか?

 この記事を見て、心底情けなくなりました。

 松江市は市民の心情など全く考えていないとしか思えません。この施設に対しどの様に対応して行くべきかを考えた時、県と県都松江市の足並みが揃わないことに疑問を抱く幹部は一人も居なかったのでしょうか? 市民に対し、どう説明責任を果たすつもりだったのか? そう強く感じました。

 あなた方は失笑を買えば良い、しかし困るのは市民です。
  


Posted by 府中店長 at 08:51Comments(0)コロナ