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2018年11月19日

大好評 『カモしゃん米』

 ちょうど一週間前、アイガモ農法による『カモしゃん米』とサツマイモ作りの名人、故郷に住む幼馴染みのチーちゃんから電話がございました。

「あっ、ワシだけど」
「うん、この間はご苦労さん」

 7日、秋祭りの行列に参加していたチーちゃんと暫し歓談、21日の同窓会にお願いしている焼き芋を持って来てくれるとのことでしたので「その件かな?」と思い続く言葉を待ちました。

「あのねえ、米のことなんだけど・・・」
「うん、祭の日にも言ったけど2月頃で良いけんね」
「それがねえ・・・」
「ん?」

 私は数年前から年に二袋(30k入り)、チーちゃんのお米を買わせて貰っています。発端はこれも同窓会、実家の近くに住むSが酒を注いでくれながらこう申します。

「タカ(私のことです)、お前チーちゃんの米を買え」
「チーちゃんの米?」
「ほうよ、アイガモ農法でな」
「アイガモ?」
「すっごい手間が掛かるんで。それをチーちゃんが一生懸命やっとるのよ」
「ふんふん」
「だけえの、同級生が買わにゃあいけまいが」
「なるほど」
「お前、13,500円出せ」
「はっ?」
「チーちゃんの米は貴重品よ、だけえ高い」
「うん」
「分かったら13,500円出せ、財布に有ろうが」

 とまあ、こんな成り行きで『カモしゃん米』と出合った訳ですが何と言っても美味しい、毎年チーちゃんのご苦労に感謝しながら頂いておりました。

 しかし今年、注文の多さに「これは?」と不安になったチーちゃんは収穫量と注文数を書いた帳面に見入ったそうでございます。

 結果は収穫量<注文数、青くなったチーちゃんが「先ずは同級生に訳を話してみよう」と真っ先に私に電話したとのことでございました。

「チーちゃん、ワシは良いけん、お客さんへね」
「タカさん、ホンに済まんねえ」
「それだけチーちゃんの米の人気が出たってことだがね」
「来年はもっと作って必ず食べて貰うけえ」
「分かった分かった、じゃ同窓会でね」

 あの『カモしゃん米』が今年は食べれない、残念ではありますが受注量の多さにチーちゃんが四苦八苦。「こりゃあもう完全にブランド米だなあ」と喜んだ、幼馴染みからの一本の電話でございました。
  


Posted by 府中店長 at 09:27Comments(0)店長日記