2018年10月19日
悔やまれる勝負球
CSファイナルシリーズ第2戦、店を閉め家に帰って即テレビのスイッチオン、時刻は7時10分頃であったと思います。
しかし画面を見ると両チームの選手がベンチで待機中、「ありゃ、雨で中断か?」と思いましたが然に非ず、何と試合は既に5回を終わってグランド整備中でございました。開始1時間で5回終了、稀に見る好試合です。
見始めて直ぐに坂本選手がヒット、解説を聞くとこれがジャイアンツの初ヒットとか、更に巨人の田口投手も被安打1とのこと、手に汗握る投手戦です。
一塁手メヒア選手のミスで場面は二死二塁へ、ここでマギー選手の適時打が出て巨人が1点を先取しました。今までのジョンソン投手であれば味方のミスに冷静さを欠き、嘘のように連打を浴びるところですがここは何とか踏ん張りました。「ジョンソンも少し大人になったな」、そう思ったものでございます。
さて7回裏、巨人は被安打1、投球数67、無失点の田口投手から畠投手へと継投策に出ました。
代り端、畠投手は丸選手を三球三振、最後の内角ストレートは目を見張るものがございました。丸選手がバットを振ることなく見逃したこの球に「こりゃあ打てんわ」と脱帽した次第。
そして8回裏、一死から代打で登場の西川龍馬選手も同じ内角ストレートで見逃し三振、手も足も出ません。二死無走者、ここに至り夫婦の会話。
「打てんねえ」
「ああ、今日の畠は最高じゃ」
「誰か打ってくれんかねえ」
「う~ん、まっちゃんのアンパンチに賭けるしかないのぉ」
「まっちゃん頑張れ!」
夫婦の淡い期待を受けた松山選手が打席へ、しかしここから畠投手がガラッと変わってしまいます。何故だか分りませんがあれ程の直球、スピードも威力もあるあの内角直球を松山選手へは一球も投じませんでした。結果四球、思わず「何でストレートを投げんのかな?」と呟いておりました。
代走上本選手、代打新井選手、この日一番の盛り上がりです。
上本選手が盗塁し二死二塁へ、一打同点のチャンス、ここでも「エッ?」と声を上げました。
何と勝負球がフォークボール!
あのストレートはどうした!?内角高めに投げ込めばおそらく新井選手のバットは空を切ったはず、何とも不思議な配球でございました。
続く田中選手へもフルカウントから変化球、それが外れて四球、二死一・二塁とピンチが広がります。この場面でも一緒なことを感じました、「何で直球を投げ込まないんだ?」と。
最後は菊池選手に逆転の3点本塁打、これまた変化球、妻とハイタッチをして雄叫びを上げましたが、一方で「何であのストレートを?」と不思議な心持ちがしておりました。
畠投手に聞いてみたい、「何であの凄いストレートを勝負球にしなかったの?まっちゃんの時も新井の時も」と。
9回表、昨夜の中﨑投手は最低の出来でした。球は高く浮き時に真中に集まる、一死一・二塁から放った阿部選手の打球がホームランにならなかったのは僥倖以上の神がかりと申せましょう。
最後の打者は亀井選手、フルカウントからボール球を打ちセカンドゴロ、あれを見逃されて二死満塁となっていたら恐らくは逆転の憂き目を見たことでございましょう。
昨夜絶好調だった畠投手、片や最低の出来だった中﨑投手、でも終わってみれば 巨1-4広。
「野球は分からんのぉ」、そう妻に声を掛けた昨夜のCSファイナルシリーズ第2戦でございました。
しかし画面を見ると両チームの選手がベンチで待機中、「ありゃ、雨で中断か?」と思いましたが然に非ず、何と試合は既に5回を終わってグランド整備中でございました。開始1時間で5回終了、稀に見る好試合です。
見始めて直ぐに坂本選手がヒット、解説を聞くとこれがジャイアンツの初ヒットとか、更に巨人の田口投手も被安打1とのこと、手に汗握る投手戦です。
一塁手メヒア選手のミスで場面は二死二塁へ、ここでマギー選手の適時打が出て巨人が1点を先取しました。今までのジョンソン投手であれば味方のミスに冷静さを欠き、嘘のように連打を浴びるところですがここは何とか踏ん張りました。「ジョンソンも少し大人になったな」、そう思ったものでございます。
さて7回裏、巨人は被安打1、投球数67、無失点の田口投手から畠投手へと継投策に出ました。
代り端、畠投手は丸選手を三球三振、最後の内角ストレートは目を見張るものがございました。丸選手がバットを振ることなく見逃したこの球に「こりゃあ打てんわ」と脱帽した次第。
そして8回裏、一死から代打で登場の西川龍馬選手も同じ内角ストレートで見逃し三振、手も足も出ません。二死無走者、ここに至り夫婦の会話。
「打てんねえ」
「ああ、今日の畠は最高じゃ」
「誰か打ってくれんかねえ」
「う~ん、まっちゃんのアンパンチに賭けるしかないのぉ」
「まっちゃん頑張れ!」
夫婦の淡い期待を受けた松山選手が打席へ、しかしここから畠投手がガラッと変わってしまいます。何故だか分りませんがあれ程の直球、スピードも威力もあるあの内角直球を松山選手へは一球も投じませんでした。結果四球、思わず「何でストレートを投げんのかな?」と呟いておりました。
代走上本選手、代打新井選手、この日一番の盛り上がりです。
上本選手が盗塁し二死二塁へ、一打同点のチャンス、ここでも「エッ?」と声を上げました。
何と勝負球がフォークボール!
あのストレートはどうした!?内角高めに投げ込めばおそらく新井選手のバットは空を切ったはず、何とも不思議な配球でございました。
続く田中選手へもフルカウントから変化球、それが外れて四球、二死一・二塁とピンチが広がります。この場面でも一緒なことを感じました、「何で直球を投げ込まないんだ?」と。
最後は菊池選手に逆転の3点本塁打、これまた変化球、妻とハイタッチをして雄叫びを上げましたが、一方で「何であのストレートを?」と不思議な心持ちがしておりました。
畠投手に聞いてみたい、「何であの凄いストレートを勝負球にしなかったの?まっちゃんの時も新井の時も」と。
9回表、昨夜の中﨑投手は最低の出来でした。球は高く浮き時に真中に集まる、一死一・二塁から放った阿部選手の打球がホームランにならなかったのは僥倖以上の神がかりと申せましょう。
最後の打者は亀井選手、フルカウントからボール球を打ちセカンドゴロ、あれを見逃されて二死満塁となっていたら恐らくは逆転の憂き目を見たことでございましょう。
昨夜絶好調だった畠投手、片や最低の出来だった中﨑投手、でも終わってみれば 巨1-4広。
「野球は分からんのぉ」、そう妻に声を掛けた昨夜のCSファイナルシリーズ第2戦でございました。