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府中店長
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2018年08月21日

官報掲載

 先日或るニュースから『行旅死亡人データベース』の存在を知り、その中の一件、松江市での事例に現代の世相を垣間見る思いが致しました。

『本籍・住所・氏名・年齢不詳、身長148cmの女性、着衣は長袖紫色セーター、白色半袖 肌着、ブラジャー、黒色長ズボン、白色パンティー、右足にスリッパ、所持品は緑色 長財布1個、山陰合同銀行総合通帳4通(深木〇〇〇〇〇〇名義)、印鑑(ケース入り、深木と 刻印あり)1本、印鑑(深木と刻印あり)1本、メモ紙2枚、鍵1本

 上記の者は、平成27年9月2日午前10時9分に島根県松江市大正町〇〇 深木〇〇〇〇〇〇方で発見され、死亡推定日時は平成27年7月上旬頃(推定)であり、死因は不明です。身元不明につき火葬に付し、遺骨は松江市斎場に保管してあります。心当たりの方は、当市福祉事務所まで申し出てください。

 平成27年10月22日 島根県 松江市長』(原文ママ)

 深木姓名義の通帳や印鑑を所持し、しかも深木姓の家で死亡が確認されたにも拘らず行旅死亡人扱いとなり、いわゆる行き倒れとして荼毘に付されたことになります。

 Wikipediaによれば行旅死亡人(こうりょしぼうにん)とは『日本において、本人の氏名または本籍地・住所などが判明せず、かつ遺体の引き取り手が存在しない死者を指す言葉で、行き倒れている人の身分を表す法律上の呼称でもある』とあります。

 この女性は深木家と係わりのある方ではないのか?

 深木家の縁者が途絶えたということなのか?

 近所の人はこの方の存在を全く知らなかったのか?

 そして、この方はどんな一生を送られたのか?

 多くの疑問の中「こんな田舎町で!?、都会更なり」の感。
  


Posted by 府中店長 at 08:45Comments(0)店長日記