2018年02月25日
雪・雪・雪
「お~ぃ・・・」、電話に出た幼馴染みFの声が何時もと違います。
「お前どうしたんな、死にそうな声出してから」
「インフルよインフル」
「そりゃあイケンのぉ、まあ大事にせいや」
「おお分っとる、で?」
「うん、ちょっとお前に聞きたい事があってな」
彼は故郷頓原でも一番の豪雪地である都加賀(つがか)地区に住んでいます。昨日、痛風かもしれない身で配達のため頓原へ向かいましたが、その前に実際の道路状況を聞こうと思い電話したのです。
「松江道の道の駅から民谷を抜けて、そんで都加賀を通って帰ろうと思うがの、雪はどげな?」
「まあ両側にはあるがの、道にゃあ全然ないけえ安心して帰って来いや」
「そうかそうか」
「だけどのぉ、3時過ぎ頃にゃあ融けた雪が凍るけえ道路は凍結する、用心せにゃあイケンで」
店を出発して50分、雲南市三刀屋町辺りまで雪は全くありません。そして更に30分、都加賀に入るとこれでした。
「全く頓原っちゅう所は・・・」、景色を見ながらそう思い思い車を走らせ配達先のお寺に到着しました。
まあ一言で言えば絶句、本堂の屋根から落ちた雪で境内は高さ4m~5mはあろうかという雪また雪。
待ち受けていたこれも幼馴染みのMと顔を見合わせ笑うのみ、全く凄い雪でございました。
「こりゃあ5月頃まで融けんのじゃないか」
「うん、融けんだろうねえ」
「庫裡も寒かろう」
「寒いっちゅうもんじゃ無い!」
葬祭会館の無い頓原、「こんな雪で葬式があったら大変じゃろうなあ」と故郷をあとにした次第。
それにしても頓原っちゅう所は・・・。
「お前どうしたんな、死にそうな声出してから」
「インフルよインフル」
「そりゃあイケンのぉ、まあ大事にせいや」
「おお分っとる、で?」
「うん、ちょっとお前に聞きたい事があってな」
彼は故郷頓原でも一番の豪雪地である都加賀(つがか)地区に住んでいます。昨日、痛風かもしれない身で配達のため頓原へ向かいましたが、その前に実際の道路状況を聞こうと思い電話したのです。
「松江道の道の駅から民谷を抜けて、そんで都加賀を通って帰ろうと思うがの、雪はどげな?」
「まあ両側にはあるがの、道にゃあ全然ないけえ安心して帰って来いや」
「そうかそうか」
「だけどのぉ、3時過ぎ頃にゃあ融けた雪が凍るけえ道路は凍結する、用心せにゃあイケンで」
店を出発して50分、雲南市三刀屋町辺りまで雪は全くありません。そして更に30分、都加賀に入るとこれでした。
「全く頓原っちゅう所は・・・」、景色を見ながらそう思い思い車を走らせ配達先のお寺に到着しました。
まあ一言で言えば絶句、本堂の屋根から落ちた雪で境内は高さ4m~5mはあろうかという雪また雪。
待ち受けていたこれも幼馴染みのMと顔を見合わせ笑うのみ、全く凄い雪でございました。
「こりゃあ5月頃まで融けんのじゃないか」
「うん、融けんだろうねえ」
「庫裡も寒かろう」
「寒いっちゅうもんじゃ無い!」
葬祭会館の無い頓原、「こんな雪で葬式があったら大変じゃろうなあ」と故郷をあとにした次第。
それにしても頓原っちゅう所は・・・。