2018年02月10日
54歳を一期に
もう半年くらい前になるでしょうか、店の後ろのお宅にワタミの宅食を配達している知人を見掛け声を掛けました。
「おい元気か」
「ああこんにちは、久しぶりですね」
「お前、歩き方が年寄りみたいだぞ。ワシより若いんじゃけえ、もっとしゃんしゃん動かんと」
「あれ、言ってなかったですか?自分、癌なんですよ」
「癌?」
「もう、入退院の繰り返しですわ。ステージ4だから動くのがシンドイ日もあるんですよ」
最後に言葉を交わしたのは昨晩秋、「これから寒くなるけえ気を付けんとイケンで」と言いますと、彼の特徴である笑顔を見せて「ありがとうございます」と答えましたっけ。
亡くなったことを知った時には既に葬儀告別式が終わっておりました。7日水曜日、定休日でしたので知っていれば必ず弔問に伺ったのにと心の中で詫びた次第。
それにしても54歳を一期にとは、若くとも酒屋、弁当屋、串カツ屋と商売に明け暮れた一生だったね。
S君安らかに、合掌。
「おい元気か」
「ああこんにちは、久しぶりですね」
「お前、歩き方が年寄りみたいだぞ。ワシより若いんじゃけえ、もっとしゃんしゃん動かんと」
「あれ、言ってなかったですか?自分、癌なんですよ」
「癌?」
「もう、入退院の繰り返しですわ。ステージ4だから動くのがシンドイ日もあるんですよ」
最後に言葉を交わしたのは昨晩秋、「これから寒くなるけえ気を付けんとイケンで」と言いますと、彼の特徴である笑顔を見せて「ありがとうございます」と答えましたっけ。
亡くなったことを知った時には既に葬儀告別式が終わっておりました。7日水曜日、定休日でしたので知っていれば必ず弔問に伺ったのにと心の中で詫びた次第。
それにしても54歳を一期にとは、若くとも酒屋、弁当屋、串カツ屋と商売に明け暮れた一生だったね。
S君安らかに、合掌。