2018年01月04日
小説 飢餓海峡
大晦日、帰省の途中に先ずは「銀のさら」に寄り電話注文していた『吟 3人前』(8,910円/税込)を受け取る。
次にスーパー「ふくしま」へ、ここで色々な食材を購入。数の子、黒豆、金柑の甘露煮、栗きんとん、赤貝(サルボウ貝)の煮たの、鶏肉の塩コショウ焼き、ブリの照り焼き、しめサバ、刺身等、税込8,000円弱。
そして今井書店へ、いや~大変な混雑でございました。
入店して検索機の前へ行きますと2台中1台が故障中、残る1台の後ろには4~5人のお客さん、迷わず店員さんに「水上勉さんの飢餓海峡はありませんか?」と尋ねました。
「こちらでお待ち下さい」と言われカウンター前の椅子へ、程なく彼女は二冊の文庫本を手に持ち「こちらでしょうか?」と手渡してくれました。
購入するか否か、その判断は実に文庫本の文字の大きさに由るのですよ。余り小さい文字だと読むのに疲れるのですが幸いにもそこそこの大きさ、「ありがとう」とお礼を言ってレジに並びました。
実家に帰ったのが夕方5時半頃、そこから飲み食いの間は除き紅白、そしてニューイヤー駅伝、更には箱根駅伝もそっちのけで読み切りました。
戦後の混乱期から昭和30年代初頭にかけ貧困の中にも明るく生きた娼妓、ふとしたことから大金を掴み世の底辺から這い上がろうとする男、そして10年ぶりの再会から生じた殺人事件。
松本清張さんの『ゼロの焦点』はパンパンであった自らの過去を知る男を手に掛けた女性の悲哀を、そしてこの物語は貧しい故に、そして人を信じるが故に起こった事件を旅情豊かに描いた佳作と感じた次第。
新潮文庫『飢餓海峡』上・下巻、是非一読をとお薦め致します。
次にスーパー「ふくしま」へ、ここで色々な食材を購入。数の子、黒豆、金柑の甘露煮、栗きんとん、赤貝(サルボウ貝)の煮たの、鶏肉の塩コショウ焼き、ブリの照り焼き、しめサバ、刺身等、税込8,000円弱。
そして今井書店へ、いや~大変な混雑でございました。
入店して検索機の前へ行きますと2台中1台が故障中、残る1台の後ろには4~5人のお客さん、迷わず店員さんに「水上勉さんの飢餓海峡はありませんか?」と尋ねました。
「こちらでお待ち下さい」と言われカウンター前の椅子へ、程なく彼女は二冊の文庫本を手に持ち「こちらでしょうか?」と手渡してくれました。
購入するか否か、その判断は実に文庫本の文字の大きさに由るのですよ。余り小さい文字だと読むのに疲れるのですが幸いにもそこそこの大きさ、「ありがとう」とお礼を言ってレジに並びました。
実家に帰ったのが夕方5時半頃、そこから飲み食いの間は除き紅白、そしてニューイヤー駅伝、更には箱根駅伝もそっちのけで読み切りました。
戦後の混乱期から昭和30年代初頭にかけ貧困の中にも明るく生きた娼妓、ふとしたことから大金を掴み世の底辺から這い上がろうとする男、そして10年ぶりの再会から生じた殺人事件。
松本清張さんの『ゼロの焦点』はパンパンであった自らの過去を知る男を手に掛けた女性の悲哀を、そしてこの物語は貧しい故に、そして人を信じるが故に起こった事件を旅情豊かに描いた佳作と感じた次第。
新潮文庫『飢餓海峡』上・下巻、是非一読をとお薦め致します。