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2017年05月14日

引出しの漂白(1)

 ゴールデンウィークに来店されたお客様から引出しの漂白=カビの除去を依頼されました。来店された時にその方法について教えて差し上げたのですが、自分でやりかけたけど上手く行かず、餅は餅屋と当店への依頼を決められた由。

 昨日伺うと引出し内部の桐材がかなり黒ずんでいました。早速持ち帰り今日から漂白に取り掛かりますが、その手法を皆様にご紹介しますので参考になさって下さい。


(1)引出しに番号をふる
 修理が終った時、引出しを元の場所へ納めるために番号をふります。長年使い込んだ引出しはそれぞれの箇所と馴染んでいますので、やはり元のところへ戻してあげるのがベストです。


(2)引出しの前板を取り外す
 多くの整理タンスの引き出しは前板が桐材で組んだ枠の内側からビス止めされていまが、そのビスを緩めると前板は簡単に取り外すことが出来ます。漂白する時に前板が無いと作業が容易になりますので取り外しをお薦めします。






(3)取り外した前板と枠に番号をふる
 ビスの位置は各引出しによって微妙に異なります。従って作業が終った時に元の姿に戻すためには重要な手順となります。


 作業はカビの落ち具合によって数度に及ぶことがあります。天気の良い日を選んで気長に参りましょう。

 本日はここまで。
  


Posted by 府中店長 at 09:15Comments(0)家具の修理