2016年11月04日
里見女流四冠、復位へ王手
昨日行われた第6期リコー杯女流王座戦五番勝負第2局は95手で加藤桃子王座が投了、里見香奈四冠が対戦成績を2勝0敗とし復位に王手を掛けました。（棋譜はこちら）
昨夜も簡易将棋盤を用意し棋譜を見ながら駒を動かしてみましたが、私が一番驚いたのが60手目でした。
下は59手目、里見さんが▲4三金打ちとした局面です。
「ここは角を渡す訳にはいかない、△2四角だろうな」と思って次の一手を見た時、何と加藤さんは角を捨てて△6九飛車と打ち込んだのです。
「ひゃー、凄いなあ」と声が出ました。
やや不利な局面を一気に打開するため加藤さんが指した△6九飛、しかし65手目、奪われたその角が▲7五へ、これが痛打となり里見さんが『やや優勢』→『優勢』→『勝勢』へと一気に攻め込む展開になりました。
もちろん素人目、しかしあの△6九飛が敗着ではなかったのかと感じた一局でございました。
それにしても今期の里見さんは強い、これで女流戦は負け無しの15連勝となりました。
加藤王座が巻き返すか、或いは里見さん一気の奪取で復位か、注目の第3局は11月25日に静岡市で開催予定です。
昨夜も簡易将棋盤を用意し棋譜を見ながら駒を動かしてみましたが、私が一番驚いたのが60手目でした。
下は59手目、里見さんが▲4三金打ちとした局面です。
「ここは角を渡す訳にはいかない、△2四角だろうな」と思って次の一手を見た時、何と加藤さんは角を捨てて△6九飛車と打ち込んだのです。
「ひゃー、凄いなあ」と声が出ました。
やや不利な局面を一気に打開するため加藤さんが指した△6九飛、しかし65手目、奪われたその角が▲7五へ、これが痛打となり里見さんが『やや優勢』→『優勢』→『勝勢』へと一気に攻め込む展開になりました。
もちろん素人目、しかしあの△6九飛が敗着ではなかったのかと感じた一局でございました。
それにしても今期の里見さんは強い、これで女流戦は負け無しの15連勝となりました。
加藤王座が巻き返すか、或いは里見さん一気の奪取で復位か、注目の第3局は11月25日に静岡市で開催予定です。