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2016年11月01日

揺れる韓国

 ここ数日、韓国の一連の動きには目を剥く思いが致します。大統領の親友の女性による国政介入疑惑、更には2財団の設立及び資金の流用疑惑、昨日検察は彼女の身柄を拘束し今日にも逮捕するとの報道です。

 大統領自身を含む今回のスキャンダル、疲弊した経済、そして北の脅威、任期を1年余り残し朴政権は完全にレームダック(死に体)状態に陥ってしまいました。

 そんな中、私が最も驚いたのが韓国政界の動きです。

 この問題が起こると野党各党は挙国一致内閣の設立を強く求めていました。これは内閣の首相は野党から出すか、あるいは野党が推薦する人物が就任するというもので、外交・安全保障だけは大統領が引き続き担当し、内政は野党の首相が率いる形のいわば連立内閣を樹立し国難を乗り切ろうとの提言です。

 この記事を読んだ時、「それしか無いだろうな」と私も納得しました。特に北の脅威は待った無し、朴氏はそれだけに専念すべきであろうと思ったのです。

 然るに30日、与党が大統領に対しこの挙国一致内閣の設置を求めると一転、野党は事実上それを拒否する意向を次々に表明したのです。自分達の主張が与党を動かし、与党が大統領に三行半を突き付けた途端の豹変ぶりに只々驚くばかりです。

 韓国朝鮮日報の社説はこう嘆いています。

 『野党は今「崔順実・特別検事」立ち上げに向けた交渉にも真剣に応じようとしていない。野党によるこれら一連の対応を見ると、野党は問題の解決よりも混乱の長期化をむしろ望んでいるようだ。現在の状況がこのまま続いた方が、来年の大統領選挙で有利な立場に立てると考えているのかもしれない。』

 韓国は今年の総選挙で与野党の数が逆転してねじれ国会、それにしてもこの野党の対応は国民の支持を得られない私利私欲と映ります。他国の事とは言え、国難に際してもそれを権力闘争に利用しようとする韓国政界にいっそ不気味な思いすら致します。
  


Posted by 府中店長 at 08:48Comments(0)店長日記